こんにちは。今年の春イカシーズンでヤエンタックル一式(リーガル アオリ+アオリスタBB2500HG)を海の藻屑としてしまい、さらには帰宅後にロッドを洗っていたら愛用のインターラインロッド「アオリスタ BB SI」のファーストガイドが何故か欠けてしまうという不幸が同日に発生・・・。
そんな悪夢のような出来事が3ヶ月前にあり、その後夜な夜なうなされています。(ロッドのアオリスタBBは入院中)
新しいタックルが必要だな〜と頭の片隅にあったのですが、先日の楽天スーパーセールを何気なく(いや確信犯的にw)覗いていたらレバーブレーキリールのシマノ16BB-Xデスピナを発見。
ヤエン用のレバーブレーキリール(LBリール)とは?
どうしよう・・・、やっぱ使い慣れたリアドラグ式で手頃なアオリスタBB2500HGを買い直すか・・?そういやアオリスタのCi4+(リール)バージョンもあったよな〜、とか悩みながらも、まぁでもヤエンで使って見たい!っていう思いが勝り選んだのがレバーブレーキリール(通称LBリール)の16 BB-X デスピナ C3000DXG。
この16デスピナ、調べているとヤエンで使っている人も多く、オークションを見るとヤエン用に改造されたものが流通しています。このヤエン用カスタムは「ジジジジジィ〜」っていうヤエン用リアドラグリールの音をLBリールに再現したもの。
ノーマル状態のLBリールは音がせずにベールとハンドルが逆回転しながらラインがでていきます。※シマノ最新ハイエンドLBリールの「BB-X テクニウム」はハンドルは回転しないようになったみたい。凄い!けどむちゃくちゃ高くて18ステラ以上です。
たしかに、あのイカがアジを抱いて持っていく時のドラグ音、ヤエンの1つの魅力なんですよね〜。「おぉ〜きたきたきた!」みたいな。なので改造したくなる気持ちはかなり分かります。が、とりあえずノーマルで使ってみてから考える事にします。
磯でフカセ釣りをする訳でもないのでレバーブレーキリールを使った事はありませんが、「岡さんヤエン」で有名なあの岡さんもレバーブレーキ使って手持ちスタイルだし、やっぱええんかな〜と。
ちなみに今年ダイワから岡さんプロディースのヤエン用レバーブレーキリール「ダイワ 19 バトルゲームLBQD」も発売されていますが、ちょっと高いんですよね・・。
ヤエンにレバーブレーキリールが良い理由
で、レバーブレーキリールとヤエンの相性。つまり何が良いのか?ってところですが、
- アオリイカとのやり取りがよりダイレクトになること。リアドラグ式だと、イカが走るとほぼドラグ任せで微妙な操作をリール側で介入させる余地が少ない。ほぼロッドワークのみとなるが、レバーブレーキだとよりアングラー側の操作が増えるという点=楽しくてスリリングさアップ!?
- 糸よれが大幅に軽減されるということ。これはアオリイカがひっぱるとベールが一緒に回転してラインが放出されていくため糸ヨレが発生しにくくなります。リアドラグ式リールの場合だと、ドラグをフリーにしてスプールのみが回転してラインが放出されていきますが、この点が大きく違います。ちなみに、インターラインロッドを使う理由の1つとして糸絡みの軽減がありますが、糸よれが少なくなれば、そういったトラブルも少なくなるはず。なので、より穂先が繊細でイカに違和感を与えにくいアウトガイドロッドが使いやすくなるというメリットもありますね。
反面、操作が複雑になる可能性はあるので、慣れるまでは失敗もしそうな予感ですけどね。まぁでも楽しさがアップしそうって部分が一番良いかも。
ヤエン用レバーブレーキリール「16BB-X デスピナ」をレビュー
カラーはシルバーボディにブラック&ゴールドのスプールやハンドル。シックながらゴージャス感もあるのでふと思いついたのが仏壇カラーだなと(笑)悪口ではありません、高級感があって格好良いんです。スプールは14ステラっぽい肉抜きがされています。
16BB-X デスピナのスペックはこんな感じ。たぶん、ヤエンで3号を巻く事は無いと思うのですが一応C3000D番をチョイスしています。他にも2500番もラインナップされています。
蓋には下巻きゲージが付いています。使った事ないですが、便利なのかな。今度使ってみよう。
1.2号とか1.5号とか、もうちょい細いラインでも良かったのですが、割とスプールは大きいのでダンクスナイパー ビジブルサイト 1.75号にしてみました。釣友が使っていて良いよってことだったので。ピンク色とオレンジ色のラインで視認性が良さそうな綺麗なラインです。
ハンドルはねじ込み式でクイッと折り畳めるタイプ。
ブレーキ部分はこんな感じ。スプール側にカチッと倒すとローターとハンドルが逆回転しないようにロックされます。ロッド側にカチっと倒すとローターが逆回転するようになり、ブレーキが利用できるようになります。
指でくいっと手前側に引いてやるとブレーキが効きます。遊びは1mm~2mmぐらいかな。瞬時にライン放出をオンオフできるような感じ。
軽量なカーボン素材CI4+でできたマグナムライトローター。
真ん中の金色ぽっちをプッシュすると、スプールをすぽっと抜き取れるようになっています。
冷間鋳造されたワンピースベールとコアプロテククトが施されたラインローラー。
スプールはこんな感じ。
レバーブレーキリールでヤエンを攻略!
2019年春イカシーズンはサイズ・数ともに周りではよく釣れた良シーズンだったはずのですが、個人的には正直かなり苦戦・・・。
あまりにバラすはタックルを海に落とすわで「引退」の2文字が頭をかすめた時期もありましたが、新タックルで気持ちも新たにヤエンに取り組もうと思います。3kgクラスのアオリイカをレバーブレーキリールを使って攻略したい!(笑)
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