【2023年】シーバスロッドのおすすめを紹介!状況に合わせた選び方など

おすすめシーバスロッド
シーバスロッド
シーバスロッド

だいぶん暖かくなってきました、水温も上がってきてシーバスも狙いやすい時期に。ということで、2022年時点の最新シーバスロッドのおすすめモデルを紹介。フィールドやシチュエーションに合わせたシーバスロッドの選び方、初心者向けの入門モデルから最新ハイエンドモデルなど、個人的にも気になるロッドをピックアップして紹介しています!

目次

シーバスロッドの選び方

長さの使い分け

シーバスロッドは用途によって長さが結構違います。短いものだと6.5ftぐらいで主には船上で狙うボート用シーバスロッド。長いものだと10ft〜11ftのロッドもあり遠投が必要なサーフや大規模河川などオープンエリア向けになっています。そんな色々な長さのあるシーバスロッドですが、汎用的な長さは9ft前後で、特に湾奥や都市型河川、堤防などでシーバスを狙う際の飛距離と扱いやすさのバランスの良い長さになります。

ポイント

最初の1本なら9ft(2.7m)ぐらいの長さが使いやすくて良いと思います。

ロッドパワーの違い

ロッドパワーって?
ロッドパワーって?

シーバスロッドに限らずロッドにはパワー設定があります。写真は入門用シーバスロッドのダイワ「ルアーにスト」パワー表記は86MなのでMパワーです。他にも下記のような種類があります。

  • ライト(L)
  • ミディアムライト(ML)
  • ミディアム(M)
  • ミディアムヘビー(MH)
  • ヘビー(H)

メーカーによって違う場合もありますが、大体5種類前後のパワー設定(硬さ)に分かれています。基本的には使用するルアーの重たさに合わせて選び、ライトな設定のものほど軽いルアー向けで、ヘビーに向けて使えるルアーが重たくなっていきます。

ある程度軽いルアーから重たいルアーまで使えるMLやMクラスのロッドが汎用的に扱えるパワー設定です。

ポイント

初めての1本ならMLかMクラスを選ぶと良いですね。目安としては、錘負荷7g〜35g程度のルアーが使えるもので良いと思います。

ロッドの調子(テーパー)で操作感やファイト感は変わる

7:3や8:2の先調子

竿の調子(テーパー)は、要はロッドの曲がり方の事。シーバスロッドはレギュラーテーパーのロッドが多いですが、それぞれ下記のような特性があります。※↑写真はシーバスロッドでは無いですが。

  • ファーストテーパー
    • ルアーの操作感や障害物へ当たった事などが分かりやすい(感度が良い)
    • 曲がる範囲が狭いので、魚の引きを吸収しない→素早くフッキング動作に持ち込めるが、魚が掛かってからは、ロッドのためが無いので、バラシやラインブレイクが発生しやすい。
    • ベリーやバットが曲がりにくいので、強引なファイトができる→硬めの棒で引っ張る感じ。
  • レギュラーテーパー
    • ティップの次にあるベリー(竿の真ん中ぐらい)から曲がるようなロッドで、操作感や感度、バラシにくさなど全体的にバランスが取れた調子。シーバスロッドにはレギュラーテーパーが多いです。
  • スローテーパー
    • 竿のバット部分(グリップの根本ぐらい)から曲がるような特性なので、魚の引きを吸収する→バラしにくい。
    • 竿の反動を使いキャストできるので慣れは必要ですが投げやすい。

ポイント

汎用的なレギュラーテーパーが扱いやすいのでおすすめです。

スピニングとベイトタックルの違い

スピニングとベイト
スピニングとベイト

初めてのシーバスタックルならスピニングタックルがおすすめですが、最近はベイトタックルの進化も目覚ましいです。それぞれ下記のようなメリットがあります。

  • スピニングタックル:扱いが簡単でキャスト飛距離に有利。様々なフィールドで使える汎用性の高さも良い。ベイトタックルよりも種類が豊富なので、価格面も含めて選択肢が多いのも良いところです。
  • ベイトリール:巻き上げ力も強く太いラインも使い易い。手返しも良くピンポイントを狙った正確なキャストが可能。最近は細PEが使えるベイトリールもあるので、飛距離もアップしています。
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代用ロッドは?

シーバス釣りに使える代用ロッドですが、エギングロッドやライトショアジギングロッド、ロックフィッシュロッドなどが使えます。反対にシーバスロッドで、ライトショアジギングなども可能なので一番良くやる釣りの専用モデルを選ぶのも手。

ポイント

シーバス専用ロッドが良いですが、上記の釣りジャンルのロッドなどでも十分使えます。

おすすめシーバスロッドを紹介!

おすすめシーバスロッド
おすすめシーバスロッド

個人的にも気になる最新のシーバスロッドをピックUPして紹介。初心者向けの手頃な入門モデルから、お値段も中々なハイエンドロッドまで色々あります。

最近のシーバスロッドは入門モデルでも軽くて扱いやすいモノが多くなっています。手頃なものだと大手メーカーのモノでもアンダー1万円で手に入ります。

2万円〜の中級クラスなら、かなりの拘りが無ければ十分すぎる高性能なので、予算が許せば初めてでも、このあたりのクラスのロッドが個人的にはおすすめです。

初心者向けの最新お手頃モデル

21ムーンショット(シマノ)

2021年2月頃にシマノから発売された最新の入門用シーバスロッド。ネジレ抑制のハイパワーXをブランクスに採用しています。12種類のラインナップからレングスやパワーを選ぶ事が可能。シーバスのみならず、ライトショアジギング用ロッドとしても使えるスペックになっています。

21シーバスハンターX(ダイワ)

2021年3月にリリースされたダイワの最新入門シーバスロッド。軽量で高強度なHVFカーボン+ブレーディングXをブランクスに使用しています。ガイドはアルコナイト素材とSIC素材(TOPのみ)を使用した糸絡みを軽減するKガイドセッティング。フィールドによって選択可能な10種類のラインナップが用意されています。

高品質な中級クラスのシーバスロッド

18ディアルーナ(シマノ)

中級クラスのロッドとしては割と手頃な価格ですが、中身は十分な性能を持ったシーバスロッドが18ディアルーナ。2018年に先代モデルからリニューアルされました。

ブランクスにはスパイラルXとハイパワーX、マッスルカーボンと上位機種にも使われている技術が搭載されており、軽量・高強度・高感度を実現したコストパフォーマンスが高いロッドになっています。

スピニング、ベイトモデルも含めて21種類の豊富な機種がラインナップされており、フィールドによって柔軟な選択が可能なのも魅力です。最初の1本としても魅力的でおすすめですよ。

20ルナミス(シマノ)

2020年にモデルチェンジを果たしたシマノのシーバスロッド「ルナミス」。ショートモデル・ロングモデル、そしてベイトモデルを含めると20種類以上の機種がラインナップされておりシマノの本気度が伺えるロッドになっています。シーバスのみならず、ライトショアジギングなどにも利用可能で青物狙いやサーフからのフラットフィッシュに対応したモデルなど様々なモデルが用意されています。

仕様も豪華。カーボンモノコックグリップやXガイド、スパイラルXコアなど使用されている技術もハイエンドロッドと遜色なく、非常に高性能なロッドに仕上げられています。

ぜんぜん関係ない話ですが、関西在住の私はどうしても「ルミナス神戸」を思い出してしまう・・(笑)

19ラテオ R(ダイワ)

2019年頃にリリースされたダイワの人気シーバスロッド「ラテオR」。このスピニングモデルだけではなく、ベイトモデル・ボートシーバスモデル・パックロッド(携帯向け)とシーバス釣りのオールジャンルをカバーした豊富なラインナップが魅力的です。

HVFナノプラスとX45を使用したブランクスは軽量・高強度でネジレにも強くなっています。グリップには最上位モデルと同様のカーボン製エアセンサーシートを採用しており感度や操作性も高いロッドに仕上がっています。

細かいところでは、ロッドの継ぎ部分に合わせマークが入っていたりと、ネーム部分が立体的になっていたりと見た目にも高級感が漂うシーバスロッドです。

21アーリー(ヤマガブランクス)

熊本県にあるロッドメーカー「ヤマガブランクス」。設計から製造まで国内の自社工場で行っている人気のロッドメーカー。2021年8月頃にリリース予定のヤマガブランクスの人気シーバスロッド「アーリー」。for seabassは93Mと97MMHの2機種のみですが、サーフ用・ロックフィッシュ用と長さとパワー違いの姉妹機種を含めて全10機種あり、フィールドや用途から選択可能になっています。ちなみに、現行モデルのアーリーPlusについては2021年に生産終了との事。

↓はサーフモデルですが、2021年8月に発売されるモデルはすぐに完売しそうな予感。ヤマガのNEWロッドは出ると、人気のレングスなどはすぐに市場から無くなるので、狙っている人は予約しておくのも手ですね。

ハイエンドなシーバスロッド

18エクスセンス ジェノス(シマノ)

2017年に登場したエクスセンス インフィニティの後、2018年に登場したエクスセンス ジェノス。その後もベイトモデル(4機種)、ヒラスズキモデル(4機種)とシマノのハイエンドモデルのラインナップとして追加機種が続々登場しており、現在17機種が用意されています。

シマノの最新ロッド技術をすべて注ぎ込んだいっても過言ではないスペック。それぞれのロッドに使用コンセプトが設定されており、最上のロッドを求めるシーバスアングラー向けのハイエンドロッドに仕上がっています。

19セブンセンス TR (Gクラフト)

和歌山県にあるオリジナルブランクスを製造する国産ロッドメーカー「Gクラフト」。この会社が作るシーバスロッド「セブンセンス」シリーズは拘りの詰まったブランクスを元に開発された非常に人気の高いロッド。他メーカーのような一般的なパワー設定(LやMLなど)の表記は無く、8〜9ぐらいの詳細なカテゴリーに分類されており、フィールドや使い方に合わせて細かなロッドセッティングがなされているのが特長です。2021年現在、各ロッドはアップデートを続けモデル名は同じですが3代目に突入しています。シーバス釣りにハマればハマるほど、魅力的なラインナップに見える玄人志向のロッドです。個人的にもいつかは使ってみたい!と思わされます。

幻の20モアザンブランジーノEX AGS(ダイワ)

おすすめシーバスロッド

ダイワを代表するハイエンドシーバスロッドのシリーズがモアザン(morethan)。たしか20モアザンブランジーノEX AGSが昨年9月頃に発売される予定でした。心待ちにしていたアングラーも多かったと思いますが、残念ながら量産にあたって設計の全面見直しが必要になり、一旦開発中止という扱いになっています。私の愛用ロッドも旧モアザンですが、最新の20モアザンブランジーノEX AGSは非常に気になりますね。

現在のハイエンドモデルとしては「18モアザン ブランジーノ」と「18モアザン エキスパート」が2018年にリリースされています。

↓22モアザンとしてリリースされましたね!

5代目Foojin’Z(風神Z)(アピア)

4代目から約8年を経て2021年にモデルチェンジしたFoojin’Z  5th generation(5代目)。近年、各メーカーのハイエンドロッド系でも使われるようになり目にするようになったカーボンマテリアル「東レ・トレカ®T1100G」。そして、さらに最新のマテリアルとして登場したトレカ®MXの「M40X」を素材として使ったシーバスロッドが、この5代目「Foojin’Z」となります。正直カーボンに詳しい訳ではないのですが、この2つの素材はこれまでのカーボン素材に比べて軽量で高感度・高強度になっており、結果としては言わずもがなですよね。9種類の機種がラインナップされています。発売は2021年4月〜とのこと。これは要チェックですね。

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状況に合わせてシーバスロッドを選ぼう!

シーバスの釣り方

最近のシーバスロッドはフィールドに合わせて細分化されています。自分が良く行く釣り場に合わせたロッドを選ぶと良いですね。ロッド選びの目安としては下記。

湾奥や都市型河川など比較的狭い場所

舞洲 夢舞大橋下の駐車場

都市型河川や湾内の奥まったような場所、通称「湾奥」エリアでは、それほどロングキャストが必要ではなく、むしろキャストの正確性や手返しの良さが求められます。なので、取り回しの良い適度な長さのシーバスロッドが使い勝手が良いです。目安としては8.5ft〜9ftぐらいのロッドが最適です。

大規模河川やサーフなどオープンエリア

煙樹ヶ浜 南西向き

ポイントが広くて、探るエリアも広大なオープンエリアは、飛距離を稼げる事がアドバンテージになるので、必然的に長めのロッドが有利。9.6ft〜10ftとシーバスロッドとしては最長のロッドが使いやすいエリアとなります。

シガラミ磯

ヒラスズキや磯マルを狙う磯の場合は、足元が高かったり波から逃げられるような、より長い11ftを超えるようなロングロッドを使う場合もあります。

ウェーディング

滑川周辺

はじめからウェーディングするって方は流石に少ないと思いますが、ウェーダーを着用し水深が浅い川や干潟やサーフなどに立ち込んでシーバスを狙うスタイルがウェーディング。浅くて膝あたりから、深いところでは腰上あたりまで浸かります。取り回しが良くキャストしやすい9ft前後のロッドが扱いやすい長さです。

ボートシーバス

ボートシーバス
ボートシーバス

船の上ってことで、やはり通常のシーバスロッドでは長すぎて取り回しが良くないです。なので、6.5ft〜7ftぐらいの短めの「ボートシーバスロッド」が発売されています。10g〜30g程度のルアーを扱えるような錘負荷のものが多いですが、最近は大型コノシロを捕食するランカーシーバスを狙ったビッグベイトゲームも流行ってます。やったこと無いけど面白そう!

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