個人的にも愛用している2つのカウンター付きベイトリールがモデルチェンジ。19バルケッタプレミアムと18エンゲツプレミアムがそれぞれ24バルケッタプレミアムと23エンゲツプレミアムとして進化しています。旧モデルをどちらも使っているので気になるところです。
24バルケッタプレミアムが良い!60mmのシマノ最長ロングハンドルが魅力的
バルケッタプレミアムは、バーサタイル(何でもOK)みたいなコンセプトで、エンゲツプレミアムはタイラバ専用という感じの扱いになっています。どちらもカウンター付きのベイトリールで船釣り全般に活躍してくれます。元々、私もタイラバ用にエンゲツプレミアムを購入し、その後からイカメタル用にバルケッタプレミアムを購入しました。スピニングリールのようにスプールが交換は出来ないので、使いたいライン号数が異なる場合は複数台欲しくなります。どちらのリールの巻心地もヌメヌメなので非常に心地よい。
↑写真は24フィッシングショーで見てきた最新エンゲツプレミアム。実物を見ると旧モデルよりも丸みがあってデザインも洗練されてる感じでした。とても良い感じ。
ちなみに、もう1種類の兄弟機「18グラップラープレミアム」も「24グラップラープレミアム」に進化しています。24バルケッタプレミアム・24グラップラープレミアム・23エンゲツプレミアムの3種類すべてが2023年末から2024年にかけてモデルチェンジしたことになります。※グラップラーはライトジギング向け
フォールレバーが大きく改善された
NEWプレミアム達は、旧モデルと比べて「フォールレバーの機能」が大きく改善されています。公式サイトにも記載してありますが、本当にその通りで毎回フォールレバーを戻す必要がありました。このフォールスピードに固定したい!って思っても毎回フォールレバーを動かすから再現性が微妙に異なってしまうので、せっかくの機能なのに勿体ない点があったと思います。
以前はそのブレーキがハンドルの巻きに影響してしまうため、例えばメタルスッテで20〜40号の重さのスッテを使っているときにフォールスピードを遅くなるよう設定すると巻きも重くなるため、投入のたびにレバーを戻す必要がありました。それがNEWフォールレバーはハンドルの巻きに干渉しないため、フォールスピードを設定したままでのリーリングが可能
24バルケッタプレミアムの紹介から抜粋
自重が30gも軽くなった
サイドプレート部分をカーボン樹脂CI4+製にするなど、どちらのモデルとも自重が30gも軽量化されました。基本的には常に手に持ってする釣り向けのリールなので、これは非常に有り難いところです。
ハンドルが長くなった
24バルケッタプレミアムは+5mmの60mmに、24エンゲツプレミアムはHGモデルのみ+4mmの55mmにハンドルが長くなりました。エンゲツはハンドルノブも大型化されています。これは実際使ってみるとかなり差があって、旧バルケッタプレミアムも55mmの長めのハンドルが搭載されていたのですが、巻きやすい感じがして良かったです。
バルケッタプレミアムの60mmのダブルハンドルはシマノ最長とのこと!
巻き上げアラーム機能が追加された
5m毎・10m毎など設定した一定の距離を巻き上げると「ピッ」と音がなってくれるのが巻き上げアラーム機能。バルケッタプレミアムやエンゲツプレミアムにも新しく追加されました。カウンターに目をやらなくても「5m巻いてきたな!」ってのが音で分かるのが良いです。※デフォルトはOFFになっているようなので自分で設定する必要があります。
名前は違うけど中身は同じベイトリール
24バルケッタプレミアムも23エンゲツも名前が違うだけで中身は基本的に同じリール。選び方としては「ギア比」と「ハンドル」の差だけです。バルケッタはノーマルギアとXGギアの2種、エンゲツはパワーギア(PG)とHGの2種類。バルケッタプレミアムには、シングルタイプのパワーハンドルが用意されています(ノーマルギアのみ)ライトジギングならグラップラープレミアムはXGギアのシングルパワーハンドルのみの設定。
自重やフォールレバー改善、アラーム追加など大幅機能アップがとても良いです。それと、ハンドルが長くなる=とても楽に巻けるのも良い点。PGかHGモデルが欲しいならエンゲツプレミアム、ノーマルかXGギアが良いなら24バルケッタプレミアムが良いと思います。
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