ライトアカムツ釣り@富山!タックルや仕掛けなど

ライトアカムツ釣り@富山
ライトアカムツ釣り@富山

今年も行ってきました富山のライトアカムツ釣り。アカムツ=ノドグロです。高級魚を気軽に狙えるのが富山の良いところですが、昨年(2023)は貧果でした・・(涙)ということもあって、今年は人気も実績も高い強神丸さんに初めてお世話になってきました。今回のライトアカムツ釣りで使ったタックルや仕掛けなどを紹介します

目次

富山のライトアカムツ釣りについて

富山「強神丸」
富山「強神丸」

他のエリアだと水深200mと深めの釣りなのがアカムツ釣りですが、ここ富山だと水深100mぐらい、深くても150〜160mぐらいのポイントで狙えます。そして、何と言っても出港してから20〜30分ぐらいでポイントに到着できる手軽さもすごい。タックルもライトで私が今回使ったのはテンヤ太刀魚タックル。

富山のアカムツ釣りはタックルもライトですが、ポイントが近いので気軽に行って帰ってこれるという意味でもライトアカムツ便ですね

ライトアカムツ釣りのタックルや仕掛け

テンヤタチウオのタックルでOKでした
テンヤタチウオのタックルでOKでした

ロッドはサーベルマスターエクスチューン(7:3)で、メーカー記載のオモリ負荷的には超えていましたが、特に問題無しというか、穂先がかなり繊細なのでアタリが明確に出て使いやすかった。オモリ負荷的にも最適なのは、最近のモノだとライトゲームXRのHぐらいだと思いますが、太刀魚竿は結構万能に使えます。電動リールはフォースマスター400番(600番)、ラインはPE2号を300m。一応高切れしたら嫌なので予備でシーボーグ200番を持っていってました。

強神丸さんでは、ライン号数に合わせてオモリを調整しているようなので、PE3号だと100号だと思います。ライトアカムツ釣りは終始ロッドを手持ちするので軽い方が楽。20号違うと70g以上違うので、個人的にはPE2号+80号で良かったと思います。

アカムツ仕掛け

胴付きアカムツ用2本針仕掛けに80号のオモリという仕掛け。吹き流し仕掛け(天秤仕掛け)も売ってますが、底潮が流れているかの判断などが難しい場合があるので、胴付きの方が簡単で釣りやすいみたい(釣具屋で聞いた情報)

既製のアカムツ仕掛けを使いましたが、何回も行く人は簡単な仕掛けなので、コスパ的にも自作しても良いと思います。針は16号〜18号の間で、夏場は小型が多いので16号か17号ぐらいで良さそうです。ヤマシタの仕掛けはカラミ防止パイプ+マシュマロボール付き、オーナーの仕掛けはシンプルな胴付き。オーナーのが値段は安かった。

マシュマロボールは仕掛けに浮力を持たせる役割とアピール力アップみたいな感じのもの。

私も替え針だけ自作してみました。アカムツ針にハリスを結ぶ事が出来れば誰でも作れます。材料は下記。

  • アカムツ針17号
  • カラミ防止パイプ(内径1.5mm)
  • ハリス80cm(フロロカーボン)5号
  • マシュマロボール(好みで)

マシュマロボールを付けたい場合は、タイラバ用のラバー抜きみたいな道具のが無いとやりにくいかも。

アカムツ仕掛け全体を作るなら、エダスを作るための親子サルカン(三叉サルカン)もしくは回転ビーズを用意し、スナップ付きサルカンを仕掛けの上下に付け、作成した替え針を親子サルカンに結びつけるだけです。

餌はホタルイカがメイン

餌はホタルイカがメイン。ホタルイカの頭のさきにちょんがけして1匹丸ごと使うか(写真左)、ホタルイカの「ツボ抜き」と呼ばれる内蔵と目+ゲソ部分のみを使う使い方(写真右)の2通りの方法があります。違いとしては、食い気がある時は1匹丸ごと、渋い時はツボ抜きして針に付けるといった具合に使い分けると良いです。朝一など状況が分からない場合は、下側の針はツボ抜きで、仕掛け上側の針は一匹丸ごとにすると良いって、強神丸の女将さんが教えてくれました。実際、朝一はツボ抜きした方が良かったのですが、後半活性が上がったタイミングは、丸ごと1匹付けた方が反応が良かったように思います。ホタルイカ以外の餌としては、サバの切り身(短冊)とかを使う場合もあるみたいですが、基本的にはホタルイカだけでも良さそうです。

1匹丸ごと付ける場合に、ホタルイカの耳と頭の先を一緒に刺し通すと餌持ちが良いと教えて貰いました。壺抜き時は、ホタルイカの眉間に刺し通すだけでOK。内蔵が千切れないよう、ゆっくりと胴から抜いてください。

餌は基本クーラーボックスに入れておき、傷まないようにしておきましょう。使う分だけ出しておくのがポイント。ホタルイカを数匹入れられる小さいタッパーみたいなのを用意しておくと便利です

アカムツの釣り方(誘い方)

さて、実釣の方はというと、AM4時半ごろに出船、ポイントまでは20分ぐらい。陸地が十分見える距離なので、やっぱり近いですね。

ちなみに今回予約したのが「アカムツどっぷり便」と約10時間の釣行が楽しめるプラン。納竿は14時半ぐらい私のように遠方から来る人にとって、たっぷりと楽しめるのが有り難い。朝一、幸先よく1匹目のアカムツ。30cmオーバーの割と良型でした。1匹釣れると坊主逃れ確定でなんだか安心します(笑)

釣りの流れ

アカムツ釣りは想像以上に繊細な釣りで、大きなアタリが出るよりも、穂先に「モゾモゾ」とか「コンコンっ」と小さなアタリが出る事の方が多く、目感度、手感度ともに見逃さない事が大切。

そして、乗船前に強神丸の船長に教えて貰ったのですが、「アタリがあっても慌ててアワセない事」が大切で、焦って合わせてしまうと、大体針掛かりしないって事でした。小さいアタリがあったら、ゆっくりと竿を持ち上げて食い気を誘い本アタリのようなしっかりとしたアタリが出たら合わせる感じが良いとの事。

STEP
オモリを着底させる

まずは底取り。オモリを着底させます。その際、勢いよくオモリを着底させて魚を散らしてしまわないように、底が近付いたら、ラインをサミングするなどしてゆっくりとボトムにオモリが着くように意識します

STEP
底からオモリを少し切る

オモリが着底したら、砂や泥の海底にめり込んでいるオモリを抜き取るように、竿を持ち上げ底を少し切ります(10cm〜50cmぐらい)。底が切れたら、まずはその位置でステイ。餌がふわ〜っと落ちてきて、海底付近で落ち着く感じのイメージです。アタリが出るのを待ちます。

活性が低く渋い時はステイを長めにすると良いとの事

STEP
竿1本分、仕掛けを持ち上げる

しばらくステイして、アタリが無ければ竿1本分ぐらい仕掛けをあげて、竿があがった状態で少しステイ。朝などはアカムツが少し浮いている場合もあるみたいなので反応を見ます。竿1本分あげた位置で反応が無ければ、ゆっくりゆっくりと竿をおろしていきオモリを再度ボトムまで落としていきます。底付近までオモリが落ちたら再度ステイします。場合によっては、オモリを海底に付けて、仕掛けをゼロテン(貼らず緩めず)ぐらいにして待つのも良いです。

基本的には①〜③の繰り返しになります。仕掛けを落としてくるスピードや、ステイ時間を調整するなど、アタリを出す工夫をすると良いと思います。

ライトアカムツ釣りは、浅いといっても100m超はあるので、餌は船のひと流し毎に変える感じで良いです。ただし、アタリがあったら大体餌は無くなってるので、その際はすぐに替えた方が良いです。アタリがなくても一流しが終わったら、新鮮な餌に交換する方が良いと思います。

ライトアカムツは最高!

今年はアカムツ釣りのリベンジ達成!台風が近づいてたので、2時間ほど早上がりでしたが、それでも良型2匹を含む計7匹と立派な釣果で竿頭でした!また来年も行きたい!

ライトアカムツ釣り@富山

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