最近ハマっている一つテンヤ真鯛。仕掛けはとてもシンプルでテンヤだけ。なので、このテンヤの選び方が重要です。個人的に使っているおすすめのテンヤや、重さ、カラーなど選び方について紹介します。
一つテンヤの「テンヤ」選び
形状の違い
テンヤと総称していますが、実際は「テンヤ型」と「カブラ型」があります。最近では、ちょっと変わった形状のものなどもありますが、基本的には水受けや水切れに違いがあり、フォールスピードに変化が出ます。
テンヤ型
オーソドックスなテンヤ型がこれ。オモリの底が平たくなっていて、水を受けるので、ゆらゆらと揺れながら比較的ゆっくりと落ちていきます。水深が浅い場所で、魚にゆっくりとアピールしたい時に最適。
カブラ型
オモリが球状になっていて、水切れが良いのが「カブラ型」。テンヤ型と比べるとフォールスピードが速く、底取りがしやすいというのが特徴です。水深があるポイントや明石のように潮流が速いポイントに最適。
ライン選びも重要です。PE0.6号がおすすめ。ラインが細いほど感度が良く、より軽量なテンヤで底取りができるようになります。ドラグ調整をしていれば70cmを超えるような大鯛でも切られる事はありません。
テンヤのカラーについて
オレキンやアカキン、ミドキンの3種類は鉄板かと思います。とりあえず買うならこの2種類はほしいところ。フルオレンジやフルレッドも良いです。カラー選びはやはりタイラバにも似てますね
赤・オレンジ系
一つテンヤ真鯛での鉄板カラーがオレンジ、赤といったカラー。とある研究でも赤・オレンジに関しては、真鯛に効果があるという結果もあるようです。
ゴールド系
フルゴールドや、赤やオレンジと組み合わせた赤金・オレ金なども同じく鉄板カラー。個人的にはオレンジ×金は良い思いをしているカラーです。
緑(グリーン)系
緑一色はあまり見かけないですが、緑×金のミド金も鉄板カラーの1つ。緑自体は海の色と馴染みが良いナチュラルカラーで目立ちにくいとされています。
グロー系
発光するタイプです。深場でも目立たせる事ができるカラー。持ってるけど、今のとこは普通。
ブラック系
最近見かけるようになったのが黒いテンヤ。光を反射しないので、水中ではシルエットがしっかり出るのが黒。めちゃくちゃ反応が良い場合があります。
重さ(ウェイト)の選び方
重要なのがテンヤの重さの選び方。ウェイトの選び方で釣果が変わると言っても過言じゃないと思います。
基本的に底を必ず取る釣りなので、軽すぎると底が取れずにそもそも釣れなくなります。かといって、重すぎるテンヤを使うとアタリが減るなどのデメリットも。
目安としては、10mで2号、20mで4号、50mだと10号という感じになります。ただし、あくまで目安なので、潮流が速いポイントではより重たい号数を選ぶ必要があります。個人的にはギリギリ底取りができるウェイトにすることでアタリが増えるという実感があります。
素材の違い「鉛」と「タングステン」について
テンヤのヘッドに使われている素材は「鉛」か「タングステン」。タングステンは高価ですが、同じ号数でも鉛に比べて一回り以上も小さいです。なので、同じ号数の鉛のテンヤで底が取れない場合でも、タングステンなら底が取れたりします。特に深場ではメリットが大きいです。鉛は安価なので、数を揃える場合にはお財布に優しいです。鉛だから釣れないという事はないです。
タングステンの方がやっぱり良いのですが、ロストした時のショックは大きいです(涙)
おすすめの一つテンヤ
個人的に気に入ってるおすすめのテンヤを紹介。誘導式テンヤも使ってみたのですが、固定式テンヤの方がアタリがしっかり出る気がするので好きです。なので、私は固定式がメインです。
鯛テンヤTG(ラグゼ 桜幻)
がまかつ「ラグゼ」の鯛ブランド桜幻からリリースされているテンヤ。タングステン製のカブラ型で、かなりコンパクトなヘッドになっています。定番カラーから特殊なカラーまで全10種類と豊富。6号〜20号までと幅広いウェイトラインナップがあります。エビキーパーもセットされているので、全然ずれないのも良いです。さすが、がまかつ!ってことでフックの刺さりも良くめちゃ釣れるので気に入って使っています。もちろんタングステン製なので値段は可愛くないですけどね。先日は4個ロストして泣きそうになりました・・・
鯛テンヤⅡ(ラグゼ 桜幻)
鯛テンヤⅡは鉛製なので安価。実際使ってますがメインとしても勿論、タングステンばかりだと高いので、予備テンヤとしてやカラーも11種類と豊富なので試してみたいカラーなどにも良いと思います。
1stepTG(スタート)
親バリを交換可能なのがスタートの1stepTG。タングステン製としては安価な部類なので人気も高いのか今年は品薄のよう。5号〜10号までとウェイトラインナップが少なめなので、12号、15号ぐらいまで出してくれると明石エリアなどでも使いやすいので有り難い。ただし、ウェイトをプラスできるアイテムもリリースされているので、それを付けたら対応はできます(できれば無しで使いたいけど)。エビズレ抑制のために、親バリの軸(腹)に返しが付いていますが、エビズレンなどと比べると若干ずれやすい気がします。とは言え、親バリ交換可能なのはかなりメリット。カラーは鉄板カラーの5色から選べます。
貫撃テンヤTG(ハヤブサ)
貫撃テンヤTG(ハヤブサ)は、タングステン製のテンヤとしては、安価で手に入れられる方だと思います。深場だと潮が速いと底取りが難しい場面がありますが、ゆっくり目にフォールするのが効いているのか、結構良く釣れる気がします。
ビンビンテンヤ鯛夢(ジャッカル)
ジャッカルからリリースされている固定式テンヤ。鉛式とタングステン版もあります、どちらも他メーカーと比較すると安価な方だと思います(TG版は買ったこと無いです)。二股になったエビキーパーも付属しています。強いて言えば、エビはズレにくいけど、ちょっと刺しにくい気がする。
紅牙タイテンヤTG/紅牙タイカブラTG(ダイワ)
使ってみたいな〜と思いつつ、買ったことが無いのがダイワの紅牙タイテンヤTG/紅牙タイカブラTG。名前の通り、テンヤ型とカブラ型の2種類があります。6号〜15号までのウェイトが用意されており、カラーも7種類と豊富(※テンヤ型は12号まで)シルエットもコンパクトだし、エビキーパーも付属しているので使いやすいと思います。鉛式もありますが、こちらは2号〜8号のラインナップなので深場の場合は自然とTGを選択する必要があります。他メーカーと比べても割と高めなのが唯一の欠点かな〜。
番外編:タイラバヘッドを活用した誘導式テンヤ
45g(12号)のタングステン製タイラバヘッドと誘導式テンヤ用の既製品(スペアフック)を合わせた仕掛けです。親バリが固定式テンヤに比べると小さいので、喰わせやすいです。ウキ止めゴムのようなモノで固定式のように使う事もできます。タイラバヘッドでやりたい場合に良いと思います。
タイラバヘッドは45gが最小ぐらいなので、それより小さいモノ(12号以下)は誘導式テンヤ用のヘッドじゃないと無いかな。各メーカーからは固定式も誘導式もどちらのテンヤもリリースされています。
まとめ
一口にテンヤとしっても、形状やカラーなど色んな種類があります。フォールスピードやカラーなどで、一つテンヤの選び方で釣果が大きく変わる場合もあるので、色々と試してみて下さいね!
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