昨年発売した時に買い逃してから探していたロッドが「アルファソニック瀬戸内アオリ165H」。郷に入れば郷に従えと言いますが、良く乗る丸松乗合船の船アオリにピッタリなロッドとして、アシスト工房のゲルゲこと和田氏がプロデュースした船アオリのスペシャルロッド。氏して曰く「最強の船アオリロッド」との事で、本人も愛用されているようです。
アルファソニック瀬戸内アオリ165Hをインプレ!
とは言うても「アルファソニック瀬戸内アオリ165H」はマニアックなロッドだと思うので、生産本数も多くないのか、欲しいと思った時には見かけない系のロッドでもあり、例に漏れずネットにも店頭にも無し。そんなこんな話を釣友にしていると、ある日の20時頃に「アルファソニック瀬戸内アオリ165Hあったで!」と連絡をいただき購入できました。
アルファソニック瀬戸内アオリ165Hの特徴としては、まず全長165cmと短めであること。フィートで表すと5.5ftと短いアジングロッドぐらいのサイズ感になります。他メーカーの130cmぐらいの船アオリロッドもあるので、最短という訳ではなく、165cmというレングスは船の上から使いやすく、さらにシャクリと合わせが効きやすいという絶妙な長さになっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル名 | 瀬戸内アオリ165H |
全長 (m) | 1.65 |
継数 (本) | 2 (バットジョイント) |
仕舞寸法 (cm) | 128 |
標準自重 (g) | 87 |
先径 (mm) | 1.3 |
元径 (mm) | 8.5 |
錘負荷 (号) | 10-30 |
メーカー希望小売価格 (円) | 35,000 |
明石の船アオリでは30号のオモリをシャクるんですが、使った感想としては165Hという表記ですが、硬すぎず柔らかすぎない、まさに丁度良い。船アオリは長時間、片手でシャクリあげる動作を繰り返す釣りなので、この丁度良さが、結局疲れの軽減にも繋がり、最後までしっかシャクれるから釣果にもつながるという流れ。
実際のところは、甲イカ5杯と剣先1杯でアオリイカの墨付けは成らずでしたが、手感度にも目感度にも良い感じでアタリは出ます。
使っていて気になった点としては、片手でロッド操作を行うのですが、手が滑ってロッドを落としてしまいそうな気がする事。尻手ロープを付けたり、パーミングサポーターみたいなモノを使った方が安心かも。
ちなみに、アルファソニックシリーズは、アルファタックルのロッドのハイエンドシリーズという位置付け。アルファソニック「タコエギ」も持っているので、個人的には2本目です。今でこそ、タコエギを使った船釣りも大人気で色んなメーカーからロッドが出ていますが、ローカルな釣りを徹底的に研究・検証して最適化されている感じがして、気に入って使っています。またハイエンドモデルとしては他メーカーと比べると手頃なので買いやすい。(廉価版に海人 瀬戸内アオリ155H/155Sってのもあります)
ということで、そういった作り手の拘りが詰まった1本として長く愛用できる船アオリロッドだと思います。私も随分探したので、気になっている方は見つけたら買いかもしれませんよ!
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