釣り用のラインって、スプール側の一番下まで使うことは少ないと思います。なので、そこそこ使い込んだPEラインなんかでも、逆巻して裏返せば色褪せてないほぼ新しいラインとして使う事ができます。
裏返せば性能的にも見た目にも新品とそんなに変わらないので、手間を惜しまなければ消耗品であるラインのコスト削減にも繋がります。ただ、やっぱり逆巻きって割と面倒なので、専用の道具があるとかなり便利。
ということで、ラインの逆巻きが簡単になる高速リサイクラー2.0オプション「逆巻きスプール3変化」というアイテムを使ってみたので紹介したいと思います。
にしても、「高速リサイクラー2.0オプション 逆巻きスプール3変化」って名前が長すぎ・・・笑
基本的なラインの逆巻き(裏返し)方法について
逆巻きって専用道具が無くても、糸巻き道具「高速リサイクラー2.0」と空スプールが2つあれば可能です。糸巻き無くても、使ってないリールが2台あれば、それでも出来ます。
ちなみに、糸巻きでかなり良く使うので高速リサイクラー2.0は持っていて損は無いと思います。
逆巻きの基本的な手順
- 逆巻きしたいリールAのラインを高速リサイクラーで空スプールAに巻き取る
- スプールAに巻き取ったラインを高速リサイクラーで空スプールBに巻き取る
- スプールBのラインをリールAで巻き取るとラインの逆巻き(裏返し)が完成
私もこれまでは上記方法でPEラインの裏返しをやってました。そして、このステップを楽にしてくるのが、高速リサイクラー2.0のオプションとして発売されている「逆巻きスプール3変化」。上記ステップ①②の手間を簡易にしてくれます。
「逆巻きスプール3変化」でより簡単にラインを裏返す
「逆巻きスプール3変化」は名前の通り逆巻きはもちろん、糸捨て・塩抜きにも対応しています。
また、14000番(PE6号や8号)クラスの大型スピニングリールまで対応しているので、オフショアで使うような大型タックルまでカバーしてくれます。
内容物はシンプルで2つだけ。1つは大小の空スプールが2個合体したモノ。もう1つは逆巻に使うベアリング入りのハンドローラー。※空スプールは2つに分割も出来、塩抜きや糸捨てに対応できるようになります。
実際に使ってみた感じ
購入してからまだ3回ぐらいしか使ってないですが、使ってみた感想。
↑右側の小スプール側に糸を巻き付けるのは難なく出来たのですが、左側の大スプールの突起にラインを引っ掛けるのが、ちょっとやりにくかった。突起からラインがすぐに外れてしまって上手く巻き付けられなかったです。たぶん慣れたら問題ないと思うんですけどね。
スプールに糸を巻き付けるところだけ出来てしまえば、とても簡単に逆巻できます。↑写真を取るのを忘れましたが、右側のスプールから左側のスプールにラインを巻き直したあと、リールに巻き直したら逆巻が完了します。
まだ糸捨てや塩抜きに使ったことはないですが、スプールに巻くだけなので簡単だと思います。細いPEだと塩抜きする事は殆どないですが、高価な太いPEラインだと1万円以上するモノもあるので、そういうラインはシーズンが終わったら塩抜きして保存すると長持ちして良いです。
「逆巻きスプール」の元はすぐに取れそう
逆巻きスプール3変化は実売価格で3,500円〜4,000円ぐらい。安いPEラインでも毎回新品に交換していたのを、4〜5回分ぐらい裏返しして使えば元が取れる計算なので、割と良いんじゃないでしょうか。
高速リサイクラー2.0も便利なので、使ってない人はおすすめですよ!
参考動画
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