こんにちは。19ステラSWが登場しましたね!来年でるんじゃ?みたいな噂がちらほら出てたのですが、ようやく全貌を表しました。6年ぶりのリニューアルということで、首を長くして待っていたアングラーも多いのではないでしょうか。今年のフィッシングショーの目玉ですね〜。関東だといち早く触れるのが羨ましいw。
追記:2019年2月2日のフィッシングショー大阪で実物を触ってきました!↓でスタッフの方に聞いてきた話や実際に触ってみた感想などをアップしています。ご参考までに!
19ステラSWとは?
そして、新しく登場した19ステラSW。デザインは、13ステラを踏襲しており、一見ほぼ同じように見えますね。よく見るとスプール部分の肉抜きが逆向き&大胆になったりハンドル形状やノブが違ったりと違いますが。それぐらい圧倒的に人気のあったデザインということでしょうか。↓がNEWステラ。
現行モデルは2013年に登場した13ステラSW。オフショアジギングをしていると必ず見かけるスピニングリールです。もちろん、オフショアに限らずショアジギングにも使用OK。13ステラSWは、ブラックとゴールドを基調にした高級感が漂うデザイン。持ってないですが、非常にかっこよくて今でも欲しいリールの1つです。
8000HGのハンドルノブ。近未来感がありますね。デザインもシンプルながら凝っています。
ドラグノブの見た目はそんなに変わってないですね。後述していますが、10000番と14000番はヒートシンクドラグという新しい機構になっています。
13ステラSW8000HGが675gで、19ステラの8000HGが625gなので50gの軽量化。そして19ステラSWの14000XGが675g。そう、新モデルの14000番と旧モデルの8000番で自重が同じなのです(驚)
19ステラSW8000HGも良いし、ヒートシンクドラグを搭載した10000PGも魅力的ですね〜。
19ステラに搭載された技術
デザインは大きく変わっていませんが、中身は別物。6年の間に進化したシマノの技術を搭載、そして更に進化させてものになっているようです。
ヒートシンクドラグ
10000と14000番のみの搭載ですが、19ステラSWのみに搭載された新技術がヒートシンクドラグ。名前の通り、熱に対するドラグ機能の強化をしたもので、ヒートシンクパネルなる放熱板とも呼べる機能により熱を外部に放出し、さらに断熱材を使いPEラインへの熱の移動を妨げるという機構です。これにより、大型魚とのファイト時にもよりラインへの負荷が減るとのこと。
Xプロテクト for ラインローラー
前モデルより更に防水性をアップした構造「Xプロテクト for ラインローラー」。ベアリングの耐久性は従来比10倍以上とのこと。メンテナンスがいらない代わりに、機構自体が複雑になりますので自分でメンテナンスするのがやりにくくなるので、この辺は謳い文句どおりの性能であれば良いですね!
NEW コンパクトローター
従来のローターよりもコンパクトに設計されており、回転慣性を約20%低減されています。巻く・止めるがよりクイックに。8000番モデルのみのよう。
19ステラswをインプレ!
お話を伺ったのは毎年シマノ大型リールのブースに立って説明してくれているスタッフの方。400kgのマグロを手巻きで仕留めたツワモノです。見た目は温和な優しい方って印象なのにすごい(笑)。さて、今年もその方を見つけたのでお話を伺ってきました。まず終始、若干興奮気味ぐらいのテンションで説明してくれる姿をみて、19ステラSWは本当に自信のある製品なんだなぁというのが第一印象でした。
新旧8000番(HG)の巻心地の違いを体験できるよう、どちらもロッド付きで置いてあり巻き比べる事ができたのですが、かなりの違いでした。
具体的には、ヌメヌメした巻心地は旧モデルでも十分なのですが、それに加え更にヌメっとシルキー、そして巻がかなり軽くパワフルになっていること。言葉では伝えにくいのですが、これは明らかに19ステラSWに軍配があがります。
説明でも言ってましたが、同クラスで新モデル8000番の方が50g軽量化しているにも関わらず、実際は巻がかるくなっているので旧モデル8000番と同じタックルバランスよりも強い番手を使っている印象になるということ。今までと同じ重さのジグを使えば、より楽ちんにシャクれるそうです。そして、実釣テストでは、魚が上がってきた時に想像以上に魚が大きかったりしたと言ってました。横に並べて見ましたが、新モデルが明らかに小さかったです。
また、後述しているXプロテクト FOR ラインローラー。13ステラで塩ガミしやすかったラインローラーの部分は、これでもか!という過酷なテスト(スタッフから見ても酷いテスト)をし、19ステラSWのラインローラーは少なくとも10倍は強くなっている事が結果として出ているということでした。釣行後にしっかりと水洗いをしておけば、過酷な使用下でも少なくとも1年は問題ないとの事。
ヒートシンクドラグに関しては、8000番には実装されておらず10000番、14000番という大型番手でマグロやGTなどラインを物凄く引き出されるターゲットに対しての機能。それほど多くのアングラーがこのようなシチュエーションになる事は無いと思うが、ただそれを求めるアングラーに対しても満足して欲しくて開発したという事。
PEライン8号とか、全体重を乗せても切れるか切れないかというような強度のラインでも、一瞬で切られてしまう原因の多くはPEラインが熱でやられてしまうから。ペットボトルで水を掛けて冷やすなど対応をしていると思うが、内部的な熱までは実際に冷ます事ができてなくて、100度を超えるような温度になりPEラインに熱が移ることで、本来の強度を発揮することなくラインブレイクしてしまうようです。
このヒートシンクドラグで極力PEに熱が伝わらないようにすること、そしてシマノ新開発の新しいPEライン「オシア8」はヒートシンクコーティング(#5~12)されており、ヒートシンクドラグを搭載した19ステラSWと合わせて使う事で、今までよりも格段に熱に強くなり大物とのやり取りができるようになったとの事でした。
私自身がマグロやGTをやってないので実感はありませんが、おそらくその分野が好きなアングラーにとっては、非常に有効性の高いタックルが19ステラSWとオシア8で実現すると思われます。
という感じで、全体的に死角無しの最強ソルト用大型スピニング「19ステラSW」。スタッフの方の熱い説明もあり、めちゃくちゃ欲しくなりました(笑)。
そして、弱点が1つあるとすればサイズが変わった事による旧モデルとのスプール互換が一部無くなってしまったこと。これは申し訳なさそうでしたが、それを土返ししても魅力的な新しいリールの誕生となっています。
19ステラSWが気になりますね!
という感じで、19ステラSW、非常に気になりますね。早く触ってみたい!
そして、ニューモデルが出るので、13ステラSWが値崩れするかもですね。それも狙い目かもしれないですね(笑)19バンキッシュも出るようですし、気になるリールが沢山出てきますね〜。楽しみです。
さらに詳しくはシマノ公式サイト「19ステラSW」を御覧ください!
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