いつもなら2月上旬に開催されるフィッシングショー。今年もオンライン開催というこで先週末に開催されました。合わせて各メーカーの2022年新商品が紹介されたのですが、やはり今年の目玉は22ステラと22イグジスト。
買うか買わないかは別として、この2大フラッグシップリールに使われる最新技術がこれから発売されていく下位モデルに徐々に搭載されていくことを考えるとやはり注目ですね。ってことで、最新の22ステラを紹介です。
22ステラ爆誕!超密巻きが肝みたい。
無印ステラは大体4年周期にリリースされ、前モデルは2018年、その前は2014年で、その前は2010年。2021年には18ステラの在庫も無くなりつつあったので、予定通りに新しいモデルが出るとは思いつつ、もしかするとコロナの影響もあって、22ステラは発売が遅れたりするのかなとも思ってましたが、予定通りリリースされました。
22ステラのデザインやカラーリング
22ステラのデザインはスプールの軽量化処理の肉抜きの形状が違いますね。カラーリングは18ステラのシルバーからより濃いシルバー(ガンメタ)っぽい感じですが、18ステラ路線を踏襲しているように見えます。
22ステラのキャッチコピーは「インフィニティエボリューション」
インフィニティエボリューション(無限の進化)の中身はというとメインは下記。
- インフィニティクロス
- インフィニティループ
- インフィニティドライブ
- アンチツイストフィン&スプールエッジ角の変更
- デュラクロス(新しいドラグワッシャー素材)
特にインフィニティループとアンチツイストフィンは、これまでのステラとは特に違った革新的な機構。他にも「バリアコートスプールリング」が採用されたのが良いですね。
インフィニティループで超密巻きに。
スピニングリールはハンドルを回転させると「ローター」が回転し同時にスプールが「上下」します。22ステラはローターの回転はそのままに、スプールの上下が超ゆっくりになったのがインフィニティループ。スプールがゆっくり上下することでラインのスプールへの巻き取りが従来に比べて超蜜巻きに。何が良いかというと、キャスト時のライン放出がよりスムーズになり「良く飛ぶ」ように。そしてドラグ力もアップするとのこと。
スーパースローオシュレート
このインフィニティループに近い機構(スーパースローオシュレート)が00ステラ、01ステラ、04ステラに搭載されていたみたい。密巻きのメリットも同じように存在したけど、それ以上にライントラブルも多かったようで、07ステラから非搭載になったとのこと。このライントラブルを回避すべく、アンチツイストフィンなどが考え出され完成されたのが22ステラ。
↓こちらの動画で歴代ステラと22ステラのスプール上下の比較などを解説されてます。
アンチツイストフィンによるライントラブルの軽減
ラインローラーの下側に付いた見慣れないフィンが「アンチツイストフィン」。釣りをしているとどうしても発生する「糸弛み」を取ってくれる機構。
ラインがスプールを跨ぐ 角度変更で糸跨ぎを軽減
このアンチツイストフィンだけでなく、スプールエッジの角度が18ステラから変更になっていて、ライントラブルの1つであるラインがスプールの上部を跨いでしまうトラブルを軽減してくれるようになりました。
バリアコートスプールリング採用は嬉しい
19ステラSWや最新のツインパワーXDのスプールのみに採用されてたのが「バリアコートスプールリング」。スプールリングに強力な耐摩耗処理を施してあり、傷つきやすいスプールエッジを強力にカバーしてくれます。めちゃ良いですね。
22ステラの解説動画(シマノ)
22ステラの発売日は?
リアル「フィッシングショー」であれば実際に手に取れるのですが、WEB上やカタログ上の情報しか無いのがやっぱり残念。早く触ってみたいところです。22ステラは2022年の3月頃に発売されるということ。※1000SSPGのみ2022年4月予定。既に予約はスタートしているようです。
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