フラットフィッシュ用ロッドを紹介!ヒラメやマゴチに最適なロッドは?

フラットフィッシュのタックル

ヒラメやマゴチをルアーで釣るフラットフィッシュ釣り。近年は専用ロッドやフラット用カテゴリのロッドも充実しています。ってことで、2022年2月現在の最新のおすすめフラットフィッシュ用ロッドをピックアップして紹介。

目次

フラットフィッシュ用ロッドの選び方

ネッサ
出典:シマノ「ネッサ」シリーズ

フラットフィッシュ用ロッドと一口に言っても、釣りをする場所やターゲット魚種(ヒラメ狙いなのか・マゴチ狙いなのか)で異なってきます。状況に合わせた最適なロッドを選びましょう。

長さ

フラットフィッシュ用ロッドの長さは10ft〜11ftぐらいが主流。ヒラメのメインポイントであるサーフエリアでは遠投が効く方が釣果に繋がりやすいので長いロッドが有利になります。

また、マゴチ狙いのように湾口部や河口域の場合では、10ftも長さが必要無い場合もありシーバスロッドで使われるような8.5ft〜9.5ftぐらいの長さの方が取り回し良く使えて便利な場合もあります。

ということで、サーフのヒラメ狙いがメインであれば10.5ft程度が1つの目安。マゴチ狙いの河口域などがメインであれば9ft程度が使い易いと思います。

ロッドパワー(硬さ)

ロッドには扱えるルアーの重さが決められており「M」や「MH」などのロッドパワーが設定されています。

フラットフィッシュ向けロッドだとMもしくはMHぐらいのパワーが主流。フラット用ミノーやメタルジグで一番良く使う重量の30g〜40g程度が投げやすいロッドパワーを選ぶと良いです。※ロッドにもよりますが、表記されているMAXルアー重量よりもやや軽めのルアーが使い易いと思います。

メーカーによってパワー設定と扱えるルアーウェイトが異なるので、パワー表記だけ見るのではなく使用可能ルアーの重量を参考にすればOKです。ちなみに、マゴチ狙いがメインでワームとジグヘッドを多用する場合は、20g〜30g前後が扱いやすい少しライトなロッド(MLパワー)の方が使い易いです。

合わせるリールのサイズは?

4000番のスピニングリール
4000番のスピニングリール

10ftクラスのロッドであれば、4000番ぐらいのスピニングリールが最適です。他にも3000番や5000番ぐらいのサイズであれば問題ないと思います。ギア比はハイギアやエクストラハイギアがおすすめ。PEラインは1号前後、ショックリーダーはフロロやナイロンの20LB(4号)〜25LB(5号)を60cm〜1mを結束して使うのがおすすめ。

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代用ロッドは?

シーバスロッドでも代用OK
シーバスロッドでも代用OK

代用ロッドとしては、旧来からシーバスロッドやショアジギングロッドが使わているのがフラットフィッシュ釣り。フラットフィッシュ専用ロッドも発売されていますが、他にもショアジギングロッド、シーバスロッドのカテゴリ内でヒラメやマゴチに対応としているロッドも多いです。ということもあり、シーバスロッドやショアジギングロッド(ライトめなやつ)でOK。ロッドの違いとしてあげるなら、フラットフィッシュロッドの方がより先調子気味に味付けされており、穂先がやや柔らかい設定になっています。

最新のおすすめフラットフィッシュ用ロッド

入門ロッド(〜2万円)

ムーンショット(シマノ)

カテゴリ的にはシーバスロッドですが、ヒラメ対応も明記されており中身としては十分フラットフィッシュ狙いができるロッドが「ムーンショット」。2021年にリリースされた新しいモデルです。入門クラスの価格ながらハイパワーXなどを搭載した良コスパなロッド。ラインナップもかなり豊富でレングスやパワーから細かく選べるのも良いです。1万円ちょっとで買えるのが良いですね。

オーバーゼア(ダイワ)

ダイワから2020年〜21年にリリースされたショアジギング・ショアキャスティング用ロッドの新ブランドがオーバーゼア。用途とロッドパワーで「サーフ・堤防モデル」と「堤防・磯モデル」2ジャンルに分かれておりラインナップもかなり豊富。カテゴリに合わせてロッド自体の味付けも調整されています。ブランクスにX45やHVFを採用、TOPガイドにはSiC、それ以外はアルコナイトリングが使われています。高コスパなロッドで実売はアンダー2万円と手頃なのも良いです。

ミドルクラス(〜4万円)

アーリー・フォーサーフ(ヤマガブランクス)

出典:アーリーフォーサーフ
出典:アーリーフォーサーフ

ヤマガブランクスのキャスティング用カテゴリが「アーリー」。サーフ専用モデルも用意されており、それが「アーリー・フォーサーフ」。パワー・レングス違いで全5機種が用意されております。↓の最も汎用的なEARLY 103Mが良いですね。個人的にも欲しい1本。

ネッサXR(シマノ)

シマノのサーフルアーゲームに特化したブランドが「ネッサ」シリーズ。2021年にリリースされた「ネッサXR」は、 ネッサエクスチューンやリミテッドなど先行してリリースされていた上位モデル搭載のカーボンモノコックグリップスパイラルXコアなどが採用されておりハイエンドモデルにも肉薄する軽量・高感度なロッドになっています。安いロッドではありませんが相対的にみると価格的にはかなり抑えられているのである意味コスパの高いロッドだと思います。最近他ジャンルでも続々とリリースされているシマノ「XR」シリーズは全体的に良い感じですね。

ショアガンエボルブ(パームス)

2021年にモデルチェンジされた「ショアガンエボルブ」シリーズ。ショアジギやショアキャスティングの様々なカテゴリのゲームをカバーする全17種類(2022年2月時点)という豊富なラインナップが用意されているのが特徴。その中で「FLATFISH EDITION(フラットエディション)」としてリリースされているのが2種類あり、短めのSFTGS-96M+・FLとサーフ特化のSFTGS-106M+・FL。最近では珍しくなったコルクグリップが使われているのも個人的には惹かれるところです。割と手頃な価格なのも良いです。ちなみに、パームス沼田氏によるショアガンエボルブを使った色々な魚種の実釣動画も豊富にアップされているので、ロッドのチェックは勿論、釣り番組としても面白いのでおすすめです。

オーバーゼアAGS(ダイワ)

ハイエンド(〜6万円)

ネッサエクスチューン(シマノ)

2020年にリリースされたネッサシリーズのハイエンドモデルが「ネッサエクスチューン」。全5機種がライナップされています。前述したXRシリーズと大きく違うのは、ブランクスにナノピッチと呼ばれる高強度化が施されている点、そしてガイド部分ではS104Mのみですが、シマノオリジナルのXガイドが使われています。その他のモデルもガイド部分にチタンが使われているので、若干ではありますがロッド自体も軽量化されています。細かいところでは、ロッドの継ぎ目合わせのセットポジションマークや、カーボングリップにマットラバーコーティングが施されるなど、機能美も含めた意匠も凝っています。サーフを極めたいアングラー向けのフラットフィッシュロッドです。

オーバーゼアAGS(ダイワ)

ダイワのショアキャスティング系ロッドのハイエンドモデルの1つが「オーバーゼアAGS」。2022年4月には堤防やサーフなど色んな状況に使い易いオーバーゼアAGS103Mがリリースされます。2本継、3本継が多いサーフ系ロッドですが、このオーバーゼアは4本継。パックロッドほどでは無いですが、持ち運びに便利なのも大きな特徴です。ダイワ独自の軽量カーボンガイド「AGS」のTYPE-Rというのが採用されていて、通常のAGSよりも剛性が高いようです。ブランクスには「SVFナノプラス」や「X45フルシールド」など最新の技術が使われています。

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