今年はイカメタルロッドを1本新しくしたいな〜とか思いながら、シマノの公式サイトを見ていると「20セフィアリミテッド メタルスッテ」ってのが掲載されているじゃないですか！そういや、20フィッシングショーには行けなかったので、現地に置いてあったんだと思うんですけど、これ凄い良さそうですね。触ってみたかったな〜。
20セフィアリミテッド メタルスッテとは？
2019年まではセフィア エクスチューン メタルスッテがシマノ最高峰のイカメタルロッドでしたが、2020年になり最強のイカメタルロッドが登場しました。それが20セフィアリミテッド メタルスッテ。
Xシートフロントトリガーによるロッド操作の革新性
Xシートフロントトリガー
その最大の特徴が「Xシートフロントトリガー」と呼ばれる全く新しい形状のグリップ。通常のベイトロッドには無いフロント部分にトリガーがセッティングされています。
握り方が違う
このフロントトリガー、人差し指や中指を掛けて使使うようになっていて、普通のベイトロッドよりも非常に細かいロッド捌きがやりやすくなり「ミリ単位の操作が可能になる」との事です。
細かいロッド捌きが可能
確かにイカメタルは、ロッドをシェイクしたり、ゆっくり竿を上げ下げしたりと、何かと頻繁にロッドを操る釣りなので非常にやりやすそう。シマノインストラクターの富所氏は「最初はやっぱ違和感があるけど、従来のベイトロッドに戻すとフロントトリガーが欲しくなる」って言ってますね。
容易に交換できるソリッドティップ
ソリッドティップが交換できる
繊細なティップってやっぱり不意に折っちゃったりすると思うのですが、この20セフィアリミテッド メタルスッテの穂先は↑画像のように簡単に交換できるみたい。釣具屋からシマノに郵送して、チェックしてもらって、修理してっていうプロセスが無くなるので素早く修理できるし、何と言ってもたぶん値段も抑えられると思います。動画見てると結構簡単に抜けているので、若干心配な気もしますが良さそうですよね。ちなみに、ロッド自体もグリップジョイントなので、穂先も入れると変則3ピースでかなり短く収納できます。
カーボンモノコックグリップも微妙に形が変えてある
多面体のカーボンモノコックグリップ
指でコンコンと弾くとよく分かるのですが、高感度なカーボンモノコックグリップが採用されています。そして、この20セフィアリミテッド メタルスッテのグリップは今までのモノとは違い若干細長く（多面体に）されており、ロッド操作時の脇や肘への干渉を減らしてくれるようになっています。
全部乗せな感じですね
その他にも
■スパイラルXコア
■ハイパワーX
■ナノピッチ
■ナノアロイ®テクノロジー
■高強度素材「トレカ®T1100G」採用
■高弾性・高強度素材「M40X」
■カーボンモノコックグリップ（多面体、脇挟み＆肘当て機能）
■Xシートフロントトリガー
■タフテック∞（着脱可能）
■Xガイド（3Dチタントップ＋3Dチタン）
■チタンフレーム＋トルザイトリング（中間～バット）
■グリップジョイント
と、シマノのロッドテクノロジーを全部乗せしてあります。ゴージャス！
ラインナップ
ラインナップ
ラインナップは3種類。MLとMとMH。個人的にはMHが欲しい。誰か買ってくれないかな〜
富所氏による解説動画
まとめ
軽さや感度の良さっていうロッド進化も良いと思いますが、こういった「根本的な操作」みたいな部分を進化させてくれるのって非常に面白いし使ってみたくなりますね。
タチウオ用やタイラバ用ロッドの最上位モデルに搭載されていたXシートガングリップが、ここ最近下位モデルにも搭載され始めているように、このXシートフロントトリガーも、これからのシマノのイカメタルロッドやカワハギロッドなんかに搭載されそうな気がしますね。
ぶちゃけ20セフィアリミテッド メタルスッテは高すぎて、中々手が出ない感じなので下位モデルへの搭載待ちかな〜・・・。でも、ええよな、これ。
2020年5月発売予定で、↓予約スタートしているみたい。
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