ヤマガブランクスのブルーカレントシリーズに新たに3種類のベイト(フィネス)モデルが登場。愛用しているブルーカレントにベイトモデルが登場するとあって、個人的にも気になってます。発売は11月頃とのこと。
ヤマガブランクスのブルーカレント「ベイトモデル」の特長
今回新たに登場するのは、ジグヘッド単体向けのブルーカレント63 ベイトモデル・ブルーカレント71 ベイトモデルと、キャロライナリグをメインとした汎用的に使えるブルーカレント78nano ベイトモデルの3種類のベイトリール用ロッド。ベイトタックルのメリットしては、ジグヘッドなど使用リグの「フォール時の感度の高さ」や「ラインテンション管理」がしやすい事などが上げられます。
ブルーカレント63 ベイトモデル(BlueCurrent 63 Bait Model)
ブルーカレント63 ベイトモデルにシマノ アルデバランを外部ダイアル4、マグネット6の初期出荷状態のままで合わせたテストキャスティング動画では、ジグヘッド1.5gでは飛距離十分(実際どれぐらい飛んでいるか分かりませんでしたが・・・)0.5gのジグヘッドでも10mは飛ぶようなので、湾港部など近距離主体であれば問題なさそうです。ロッドパワーは尺クラスの魚にも十分対応できるようになっているということ。
ヤマガブランクスの郡司さんによると、ダブルハンド、シングルハンド、どちらでも投げやすい。オーバーヘッドキャストより、サイドキャストの方が軽量ジグヘッドにスピードを乗せやすいので投げやすいそうです。0.5gなど超軽量のジグヘッドを扱う場合は、流石にバッククラッシュしやすくなるので注意が必要とのこと。
対象魚:アジ・メバル
場 所:港湾部
ルアー:ジグヘッド
1~2gのジグ単をメインにしながら、0.5gの軽量ウェイトにも対応するフィネスモデル。フォーリングでのバイトの多いアジングにおいて、フリーフォール時の感度とレスポンスを追求するアングラーに最適なモデルです。2~3gのワインド用ジグヘッドを使用したライトワインドの操作感も良好で、フリー&アクション時の小さなアタリを見逃さずにフッキングに持ち込めるようブランクを練り込みました。キャストフィールにもこだわり、最新のフィネス用ベイトリールと組み合わせることでスピニングと変わらない飛距離を得ることが可能です。
ブルーカレント63 ベイトモデルの仕様
全長 | 自重 | 継数 | ルアー | ライン | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
1920mm | 76g | 2pcs | MAX 5g | MAX PE0.6 | ¥25,000-(税抜) |
ガイド:SiCステンフレームKガイド、バットガイドのみSiCチタンフレームRVSG(Fuji)仕様
リールシート:PMTS17(Fuji)適合ベイトリール:フィネス用ベイトリール
ブルーカレント71 ベイトモデル(BlueCurrent 71 Bait Model)
ブルーカレント71ベイトモデルは、ブルーカレント63のロングレングス&パワーアップ版という位置付けでライトワインドにも最適。アジング、メバリング、ライトロックフィッシュに最適なベイトフィネスロッドに仕上がっているとのこと。解説動画のテストキャスティングでは、ダイワ アルファルエアー(外部ダイアル6)にジグヘッド単体の3gを使用していた。
ブルーカレント63・ブルーカレント71は、メインはジグヘッド単体向けだが、5cm前後のプラグを扱いやすいのでアジング・メバリングなどライトゲーム全般の多様な攻め方に使えるということです。
対象魚:アジ・メバル
場 所:港湾部・小磯
ルアー:ジグヘッド/プラグ
63と同じくジグ単メインの設計でパワーアップとレングスを伸ばしたモデルですが、ジグ単、プラグ、スモールジグなど様々なルアーを使いこなすアングラーにお薦めな高汎用度モデルです。ブランクのバットパワーは強めに設定していますので、アジだけでなく良型メバル、クロダイなどのヒットにもスムーズに対応し、ベイトリールの持つ安定したリフト力を発揮できます。また63・71に関しては近年注目を集めているボートからのアジ・メバルゲームにも最適です。
ブルーカレント71 ベイトモデルの仕様
全長 | 自重 | 継数 | ルアー | ライン | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
2160mm | 80g | 2pcs | MAX 8g | MAX PE0.6 | ¥26,000-(税抜) |
ガイド:SiCステンフレームKガイド、バットガイドのみSiCチタンフレームRVSG(Fuji)仕様
リールシート:PMTS17(Fuji)適合ベイトリール:フィネス用ベイトリール
ブルーカレント78ナノ ベイトモデル(BlueCurrent 78nano Bait Model)
テストキャスティングでは、ブルーカレント78ナノ ベイトモデルにダイワ アルファスエアー(外部ダイアル5)、キャロライナリグ7gを使用しています。ブルーカレント78nanoは上記の68・71とは大きく違い、キャロを使った遠投での釣りを主体にボトムゲームやプラッキングゲームなど汎用性の高いベイトロッドに仕上がっているということです。個人的には、この78nanoモデルがとても気になります。
対象魚:ア ジ・メバル・クロダイ・各種ロックフィッシュ
場 所:港湾部・小磯
ルアー:キャロ・プラグ・メタルジグ
78NANOは63・71とは別コンセプトで、ロングディスタンスゲームをメインにした遠投モデル。優れたキャスト性能と適度に張りを持たせたブランクはキャロ・プラグ全般・ジグなどを遠投し、アジ・メバルだけでなくロックフィッシュ、クロダイ、シーバスと狙っていけるオールラウンダータイプの一本に仕上がりました。また幅広いターゲットを狙っていくためにブランクには反発力と追従性に優れたナノアロイ素材を組み込み、ライトラインでの限界を超えるターゲットとのファイトにも大きなアドバンテージを得ることが可能です。
ブルーカレント78nano ベイトモデルの仕様
全長 | 自重 | 継数 | ルアー | ライン | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
2335mm | 87g | 2pcs | MAX15g | MAX PE0.8 | ¥27,000-(税抜) |
ガイド:SiCステンフレームKガイド、バットガイドのみSiCチタンフレームRVSG(Fuji)仕様
リールシート:PMTS17(Fuji)適合ベイトリール:フィネス用ベイトリール
ブルーカレント「ベイトモデル」のテストキャスティング動画
ヤマガブランクス郡司さんによるブルーカレント ベイトモデル3機種のテストキャスティング動画です。後半数分は実釣動画で25cmぐらい?のキジハタ(アコウ)が釣れてます。
ブルーカレント63 ベイトを使った実釣動画
ブルーカレント63を使った浅場で狙うロックフィッシュゲーム。リールはダイワのベイトフィネス用「アルファスエア」。元々ジグヘッド単体向けのロッドですが、ミノーやメタルジグなど様々なリグで釣り上げています。
ライトロックフィッシュゲーム↓
ジグ単アジング↓
ブルーカレント63、71、78nanoの3機種の発売は11月頃ということです。そろそろメバルも釣れはじめてきてるようですし、楽しみなベイトロッドですね!
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