空調服で真夏の釣りは乗り切れる!?暑さ対策の最終兵器を手に入れた。

空調服

昨年、首掛け「携帯扇風機」を購入した時から気になってたのが空調服(ファン付きウェア)、友人も釣りに使っていて見た目は暑苦しく見えるけど実際はかなり涼しいとの事。ということで、空調服を実際に使ってみたのでレビュー!これで真夏の釣りやBBQは乗り切れるのか!?

新しい空調服(いいやつ)を買うか、かなり迷い中。涼しいから欲しいけど、まぁまぁええ値段するしな〜

目次

そもそも空調服って何?

空調服
空調服(ファン付きウェア)

どれぐらい前から空調服ってのがあるのかは知りませんが、ここ数年、暑い時期によく見かけるようになりました。

子供たちに尋ねると「あ〜あのふくらんでるやつ?」と知ってるぐらい世の中に浸透しています。特に暑い時期、現場作業に携わっている人にとっては、必須アイテムってぐらいの着用率で皆さん着てますよね。

この空調服を着用した状態って、傍から見ていると長袖だしぷっくりと膨らんでいる姿は、正直なところ暑苦しそうですが、実際に着ている人は結構快適みたい。

空調服の仕組みとしては、簡単にいうと服についたファンが外気を服内に取り入れ、首元から抜けていく際に汗を気化し、その気化熱が体温を奪っていくという感じです。

また、1時間や2時間ぐらいしか使えないようだったら、荷物になるだけだし、空調服が使える場面も少なそうですが、最近はモバイルバッテリーの性能も良くなり軽量&大容量になったので、何時間も使えるってのが流行っている理由かもしれませんね。

ちなみ「空調服」という名前は株式会社空調服のファン付きウェアを示すブランドで登録商標です。色んなメーカーから商品が出ていますが、空調服のオリジナルは「株式会社空調服」のモノってことですね。

【最新】人気の空調服

空調服
空調服(ファン付きウェア)

国内メーカーや海外メーカー含めて空調服(ファン付きウェア)はかなりの種類が発売されています。また毎年のようにバージョンアップしていて、ファンの送風力がアップしたり、バッテリーの電圧がアップしたりとパワーアップしていってます。

エアークラフト(バートル)

最近良く見かけるのが、バートルの「エアクラフト」というアイテム。見た目に分かりやすいデザインなので、作業現場の人を見ても「あ、バートルのを着てる」って分かります。もちろん、釣り場でも結構見かけるので人気が高い空調服です。

2024年モデルではバッテリーの電圧も22Vと高くファンの送風量も最大100L/分と強力なのが特徴。ウェアの形状や種類も豊富なのも良いですね。ファン自体も水洗いできるので、海釣りにも良いです。

エアクラフトは全部セットでも売ってますし、各アイテムをバラで購入することもできます。ただし、旧モデルとの互換性の問題もあると思うので、バラで買う時は注意しましょう。

イカメタルの時に友人に旧モデルを使わせて貰いましたが、めちゃ涼しかった。やっぱファンの能力で大分変わると感じました。やっぱええやつは違うんやな〜と実感(笑)

空調服(株式会社空調服)

元祖「空調服」を発売しているのが、その名も株式会社空調服。ファン付きウェアの草分け的存在で、ブームの火付け役でもあります。株式会社空調服ではウェアとデバイス(ファンとバッテリー)どちらも提供していますが、他社メーカーのウェアからも空調服デバイス向けのモノがリリースされています。ウェアに関しては少しお手頃なモノが多く、個人的なイメージですが、エアークラフトに比べると若干落ち着いたデザインのウェアが多いように思います。メーカー1年保証が付いているのも安心点です

空調作業服(海外メーカー)

私が最初に使ったのも海外メーカーの空調服。何と言っても圧倒的な安さが魅力です。ただし、翌年にメーカー自体が無くなってたりするので、保証なんかは期待できないところ。なので故障してしまったら、どうしようも無い場合が多いと思います。国内メーカーのものはセットで2万円〜って感じなので、簡単に手が出ない人も、やっぱり1/3〜1/4程度の金額で空調服が試せるという点は強いですね。毎日作業で使うとかではなく、たまに使うぐらいの利用頻度が低い人には良いかも。

空調服で真夏の釣りは乗り切れる!?

空調服をレビュー(海外メーカー)

出してみた
出してみた

ってことで、空調服(海外メーカー)をレビューしていきたいと思います。まず収納状態。こんな感じで袋に入ってます。全長25cmぐらいとコンパクト。

中身を出してみました。ネイビーの服と説明書、ファンの掃除用の小さいブラシ。それと予想外の洗濯ネット(笑)。必ず洗濯ネットを使って洗ってくれ!ってことなんでしょうね。

何か包まれている
何か包まれている
ファンの本体とか
ファンの本体とか

ネイビーのジャケットにファン本体が入った箱が包まれていて、

ファン4個と接続用配線
ファン4個と接続用配線

ファン4個と接続用の接続用ケーブルが封入されています。

ファンのサイズ
ファンのサイズ

ちなみに、首掛け携帯扇風機のファンと比較。2まわりぐらい大きいですね。これが4つあると考えると、結構な風が来そう。

こんな形状
こんな形状

接続用ケーブルの電源側は普通のUSBで扇風機側は↑のような形状になっています。で、ここで気付いた・・・。

あれ?モバイルバッテリーは?

そう、この空調服本体とは別売りのようで付属してないみたい。なので、手持ちのを使うか合わせて購入する必要があります。

モバイルバッテリーが別途必要
モバイルバッテリーが別途必要

私はこんなモバイルバッテリーを使いました。スマホ用充電用のOUTPUTがDC5Vで容量16750mahのやつ。2,000円〜4,000円ぐらいで購入可能です。ちなみに公式サイトの説明によると10000mahあれば6時間〜12時間稼働するみたいなので、1日ぐらいの釣行であれば十分持つ計算になります。

穴が4つ
穴が4つ

私のやつはフード付きの薄いウィンドブレーカーみたいな感じで、170cmぐらいだとのL-LLってサイズで丁度良い感じ。こんな感じで、ジャケットに穴が4つ開いてるのでファンをそれぞれ装着していきます。

ファンを装着!
ファンを装着!

しかし!空いている穴よりもファンの直径のが若干大きい。なので、けっこう引っ張り気味に付けないとファンが入りません。

こんな感じに入れ込みます
こんな感じに入れ込みます

私は力任せにやっちゃうタイプなので、破きそうで怖い・・・。ってことで1つは自分でなんとか取り付けましたが、残りは奥様に付けてもらいました。

私が悪銭苦闘してたのを尻目に、「なにこれ、簡単やん!」と、さらっと付けていたので、この作業には得手不得手(コツ?)がありそうです(笑)

ケーブル
ケーブル

こんな感じでケーブルがバタつかないようにゴムが付いていたりします。

スイッチ
スイッチ

ファンのスイッチ。「弱(L)・中(M)・強(H)」が選択可能。スイッチの長押しでON/OFF。

横から
横から

で、早速着てみました。ファンが4つとモバイルバッテリーが内蔵されている状態なので、ちょっと重たいですが、一瞬でスノーマンみたいに服が膨らみ、首元から風が抜けていきます。

後ろから
後ろから
フードもついてる
フードもついてる

中にはTシャツ1枚だけ着ている状態ですが、羽毛が超たっぷりのダウンを着ているような膨らみ方。首元から空気が抜けていくので、涼しいですが、これはクーラーが効いた室内での試着なので、まだ未知の状態。

真夏のBBQで使ってみた。

真夏のBBQ@午前11時スタート
真夏のBBQ@午前11時スタート

ってことで、釣りよりも先に真夏のBBQで使ってみました。開始は午前11時。既に気温は35度はあります・・・。

屋根付きBBQ施設
屋根付きBBQ施設

最近、大阪泉南に出来たBBQ施設。海沿いのビーチに隣接していますが、この日は風はそれほど無くとにかく蒸し暑い。屋根は付いているので直射日光ではありませんが、↑のようなBBQコンロを使うので汗が吹き出てきます。

涼しさ

ってことで、空調服を着用、スイッチ・オン!

大型扇風機の前に立ったような「おぉ〜、涼しい!」って感じにはなりませんが、半袖状態より明らかに快適。

4つのファンから空気が送られてきて首元から抜けていくのが気持ち良いです。ただし、袖部分は空気が抜けていかないので、汗で張り付いてしまう事があります。試してないのですが、長袖の速乾系インナーを着たら良いのかも。もしくは、案外ベストタイプの方が快適かもしれませんね。

ちなみに、座っている状態よりも立っている状態の方がファンからの空気が綺麗に抜けていくので快適だと思いました。

臭いには弱いかも

ただし、BBQで空調服を使う場合に1つ難点が・・・。

そう、それはファンが外気である「煙」を吸ってしまうので、首元から煙の匂いも一緒に抜けてきます。なので、BBQには向かないかも。空調服を使っても使わなくても、どのみち煙臭くはなるのですが、直接首元に煙の匂いが来るのでちょっとキツイかもしれません。

ファンの音

4つファンが付いているので、それなりには音がします。無音の室内だと、弱だと気にならない程度。比較対象になるか分かりませんが、強だと扇風機の「強」の前に座っているぐらいの感じかな。それどもアウトドアや釣りをしている時であれば強でも、そんなに気にならないと思います。

インナーは速乾系が良さそう

速乾性の高いインナーが良い
速乾性の高いインナーが良い

汗をどんどん気化して涼しくなるので、インナーに着るTシャツなんかは速乾性の高いモノが良いですね。それだけで快適さが大分変わると思います。

空調服を愛用している友人も「中に着るもので涼しさが大分変わる」って事でした。汗を気化させて涼しくするのでファンで空気を送るだけでなく、気化しやすい素材を使った服が良いですね。全然違うって言ってましたよ

まとめ

最近の夏は猛暑で連日35度〜40度を超え、日中に普通の装備では釣りにならないぐらいの暑さ。

ちなみに、携帯扇風機を首にかければ少し涼しいですが、ここまで暑いと体温を下げる効果までは期待できないです。そんな中でも、空調服を活用すれば、耐えられるぐらいの状態にしてくれるのは凄いですね。(日中の釣りには、まだ持って行けてないので、行ったら追記します)

その後、船釣りでも何回か使っています。ウェアの素材がイマイチなのかもしれないですが、長袖だと汗が張り付く感じ。デバイス性能はもちろん大切だと思いますが、ウェアの性能でも快適さは結構変わると思います。

めちゃくちゃ暑いけど釣りに行きたいって人は、熱中症対策としても良いアイテムだと思いますよ。

空調服

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