寒い時期にたまに発生するのがロッドが抜けなくなる事象。メンテナンス時や保管時にロッドが長いままだと邪魔になるので困ります。こないだ行ったタチウオテンヤの帰りにも発生。現場ではどうしてもロッドの継ぎ目が抜けなくなりました。
ロッドが抜けない・・・冷やすと簡単に抜ける場合がある
竿が抜けなくなる原因はいくつかあって、例えば、継ぎ目の差し込みすぎとか、継ぎ目が塩ガミでロッドが抜けなくなる事があると思うのですが、寒い時期の場合は別の理由で不意に発生します。理由としは、おそらく早朝の寒い中で使っていたロッドが、日中になり気温があがったり、持ち帰り途中の車内で温められるなど、何らかの理由で熱膨張するから。場合にもよりますが、思い返してみて「そういえば、早朝は寒くて昼からは暖かくなってたな」みたいな寒暖差が激しい時は、ロッドの結合部分を冷やすと案外簡単に抜けます。
ロッドを抜く方法
何種類かロッドを抜く方法はあると思いますが、素手で普通にロッドが抜けない場合、まずゴム製の滑らない手袋をして抜いてみる。もしロッド抜きみたいな道具があれば、挟んで抜いてみる。この2つの方法をやってみても抜けない時は難敵。
ロッドのガイドを持ったり無理に引き抜くと折れたりするので注意しましょう。
力を入れすぎるとロッドの破損にもつながるので、ちょっと厳しいかなと思ったら私がやっているのは、結合部分をとにかく冷やす。冷やす方法は何でも良いと思いますが、氷を接合部に当ててしばらく放置するのが良いです。(今日は寒暖差が激しかったな〜みたいな時ね)
保冷剤を手でずっと持っているのはしんどいので、保冷剤を輪ゴムなどで巻きつけたりして10〜15分ぐらい冷やすと、あら不思議。あれほど抜けなかったロッドが「すぽっ」と抜けてくれます。
まぁ、そんなに高いモノでもないので、ロッドフェルールワックスを事前に使っておけば、こんな事にはならないと思うのですが・・。何となくいつも忘れるんですよね・・・。
コメント