インクスレーベル(INX Label)から、特別企画の釣り人専用「青紙包丁」が30丁限定で出てたようです・・・、が既に売切れでした。鯵切り包丁欲しいな〜と思ってまして、京都の有次なんかも見に行きました。もうちょっと早く見つけてたら相当悩んでたかも。
職人をして「贅沢な刃」と言わしめる「青紙鋼(あおがみこう)」を使った包丁、小出刃包丁(鯵切り)やペティナイフで本焼きの鋼を使うってのは、かなり贅沢なようです。くすぐられますね〜。追加生産とかあるかもしれないので、またチェックしておきます。
2017年7月7日追記
追加受注を開始してるみたいです!2017年7月20日までということなので、気になる方はインクスレーベルの公式販売サイトを確認してみて下さい!
釣り人専用「青紙包丁」の特徴
- 新潟三条 包丁工房忠房が製造
- 青紙鋼を使用(青紙鋼をステンレスでサンドイッチ)
- 耐久性がありメンテナンスも楽
- INX Label オリジナル刻印
- 梨地仕上げ(刃の背面を不均等にザラザラとさせ食材と包丁が付きにくい)
「青紙鋼」は日立金属が作る特殊な鋼で、白紙にクロム(靱性と焼き入れ性を増す)とタングステン(耐摩耗性を増す)を加えた高級鋼です。とても高い硬度を誇り長切れします。この鋼で造られた刃物は硬度が高いため(HRC60以上)、素人は刃が研ぎにくい感がありますが、刃が固く、切れ味が持続する物が多くなります。黄紙や白紙に比べて価格は高く、高級ナイフなどに用いられます。
出典:包丁工房忠房 HP
鯵切り105mm
いわゆる「小出刃」ですが、刃渡りは105mmで文字通りアジやメバルなど小魚の調理に適したコンパクトな出刃です。出刃としては軽めの鯵切りですが、40cm程度までの魚なら三枚下ろしからカブト割りまで問題なくこなせます。
鯵切りの柄は抗菌炭化処理を施した栗の木です。
和包丁の白木の柄も清潔感があって素敵ですが、黒ずみやすくて自分で柄を打ち替えるのも大変ですし菌の繁殖も多くなるので、硬くて腐りにくく家の土台や家具の指物に使われる栗の木に拘りました。
ペティナイフ125mm
ペティナイフは一般的に「果物ナイフ」を連想させますが、本来、切れ味の鋭い薄刃ならではの細かい作業をするためのナイフです。したがって、柳刃ほどの刃渡りが必要ない小魚などを刺身にする際にも非常に向いているのです。
ペティの柄は抗菌炭化処理を施したブビンガ木です。
非常に硬くて耐腐性があり、装飾材や叩いたときの響きも良いのでギターや太鼓の筒など楽器にも使われる木です。少し赤みを帯びた色が口金付きペティナイフの美しい刃姿に華を添えています。
コメント