神経絞めと聞くとハードルが高そうに感じますが、大型魚でなければ適切な道具さえあれば、簡単に神経絞めを行う事ができます。ということで、カワハギやメバルなど大きくてもMAX30cmぐらいの魚におすすめの神経締め道具(ワイヤー)を紹介します。
私
私も最初は難しいんじゃないかな?と思ってましたが、そんなに難しい事は無いです。神経絞めアイテムがあれば意外と簡単。
目次
魚の神経絞めって必要?やった方が良い?
魚を神経絞めにするのは「魚を美味しく持って帰るため」この一言に尽きます。どこまで拘ってやるかは人それぞれですが、神経絞め→血抜きの2つをしっかりやっておくと段違いで美味しく持って帰れますよ!
- ストレスの軽減:釣った後に暴れさせるなど魚にストレスを感じると、エネルギーを消費し体内に乳酸や他のストレスホルモンが溜まり身質が劣化します。神経絞めを行うことで魚がストレスを受けるまでに血抜きなどを行えるので美味しく持ち帰れます
- 鮮度の維持:神経絞めは魚の血液循環を迅速に停止させるため、腐敗を引き起こす細菌の増殖を抑える効果があります。
- 味の向上:神経絞めを行った魚は、筋肉が緩やかに硬直するため旨味成分が均一に分布しやすくなり、より美味しくなります。
神経絞めのコツや注意点
- 適切な道具を使う:神経絞め用ワイヤーを使います。魚のサイズに合わせたものを準備
- 正しい位置を把握:魚の脊髄の位置を正確に把握することが大切です。エラの後ろから背中にかけてのラインを確認し、そこに穴を開けます。魚の鼻の穴からワイヤーを差し込むと脊髄に入るポイントがあるので、そこに入れていく感じです
- 血抜きの徹底:神経絞め+血抜きをしっかり行うことで、肉質の向上と鮮度保持が期待できます。エラや尾を切って血を抜く際、魚を海水に浸けると良く血が抜けます。
- 練習と経験の積み重ね:最初は上手く魚が絞まらない場合もありますが、何度かやっているとポイントが分かってくると思います。
- 魚種ごとの違いを理解する:魚種によって神経の位置や形状が異なるため、それぞれの魚に適した方法を学びましょう。船長に教えてもらうのも良いと思います。
神経絞めした魚は冷やしすぎると良くないです。保存時は5〜8℃ぐらいが最適とされているので、拘るなら魚を直接氷に当てずに新聞紙を氷の上においてから魚を並べるなど工夫すると更に美味しく持って帰れます。私はそこまでやってないですけどね・・・神経絞め→血抜き→海水氷に入れてます。
おすすめの神経絞め道具
神経絞めショート(ルミカ)
ルミカから発売されている「神経絞め」のショートタイプ。アジやメバル、カワハギなどライトゲームにおすすめです。先行して発売されていた大物向けタイプは30cm以上の魚を対象にしているため、神経締め自体のサイズも大きかったので、今回発売された神経締め ショートタイプは持ち運びにも邪魔にならずに最適です。
また、「神経締めショート」はニードル部分が中空になっていて、魚の浮袋からのエアー抜き機能も兼ね備えています。アジやメバルには大きすぎますが、キジハタなどのエア抜きには使えます。実際に使用していますが、小型魚には使いやすいので1つ持っていると重宝しますよ。
[ルミカ]神経絞め ショートサイズの使い方動画
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