アジのサビキ釣り(船)に行ってきました。タックルや仕掛け、釣り方などを紹介します。ちなみに、お世話になったのは堺出島から出船している遊漁船「太丸」さん。優しい女将さんが印象的な良い船なので、初心者にもおすすめですよ!
アジのサビキ釣り(船)ってどんな釣り?
船からのアジのサビキ釣りは、基本的には陸っぱりからのサビキ釣りと同様ですが、違いとしては船の魚探を使い「アジの群れ」を探しながら魚のいるところでピンポイントにサビキを落とせる事。そして、やっぱり一番は時期にもよりますが、数・サイズともに良釣果が見込めるのが、船アジのサビキ釣りの良いところ。
シーズン(大阪湾)
アジ自体はポイントによって通年釣れますが、大阪湾の釣り物の関係で、大体11月頃〜7月頃にアジ便を出船している船が多いようです。年度にもよりますが、私が今回お世話になった太丸さんだと11月〜4月頃に出船しているようです。水深は10m〜15mぐらいのところが多いみたい。今回は神戸港方面でしたが、水深は15mぐらいでした。
アジのサビキ釣り(船)のタックル
ロッド(竿)
船からのサビキ釣りなので「2m〜3m」ぐらいの長さが使いやすく丁度良いです。コマセ用のカゴは「30号」を使うので、その重さが使える竿が良い。アジは口切れしやすい魚なので、ティップからベリーまでが柔らかい竿が良いです。7:3調子や6:4調子ぐらい。↓みたいなロッドを皆さん使ってますね。
代用ロッドはどんなのが良い?
アジのサビキ釣り(船)の専用ロッドってのは、正直なくて皆さん船のライトゲームロッドみたいなのを使っています。私はタイラバロッドでやりましたが、竿も柔らかいし良い感じでした。イカメタルロッドなどでも問題ないと思います。
リール
リールは小型ベイトリールが最適です。基本的に底付近でやる釣りなのでカウンターは有っても無くても良いです。ポイントにもよりますが、大阪湾の場合だとそこまで深場では無いので、PE1号が150mもあれば十分です。PEの先にショックリーダーを付けてからサビキ仕掛けを連結しても良いですし、PEからサビキ直結でも特に問題ありません。
アジのサビキ釣り(船)の仕掛け
アジ用のサビキ
当たり前ですが、最も重要な仕掛けがサビキ。7号〜9号ぐらいを使用します。たまに30cm以上の大きなサバがくるので、ハリスは2号ぐらいあった方が良いです。カラーも重要でピンクや黄色、ケイムラなどを用意しておきましょう。良く釣っている人のサビキカラーに合わせるのが吉です。
サビキ用のカゴ(ドンブリカゴ)
重りの指定は船宿によって異なると思いますが、今回使ったのは鉛付きドンブリカゴの30号。他の人達もプラスチックのやつではなくて、金属製のカゴを使ってます。
アミエビと吸い込みバケツ
船宿によって違うかもしれないですが、アミエビ2kgが船代込です(5,500円でした)。良く釣る人は大体4kg必要って事なので追加で1kg〜2kgぐらい購入しておくと良いです。手返し良くアミエビを投入していくのも釣果に繋がります。なので、アミエビの吸い込みバケツはあった方が良いです。
私が持っていったのは「小」サイズでしたが、中サイズの吸い込みバケツの方が容量も大きく使い易いと思いました。船には普通のバケツが置いてあるので、持ってない人はそれを使っても良いですが、吸い込みバケツのが圧倒的に便利なのでおすすめです。
他に持っていった方が良いのは、フィッシュグリップや魚〆ハサミ(血抜き用)。それとタオル。
私は持って行ってなかったのですが、常連さん達はバスケット型ランドリーネットを持ってきてました。理由はというと↓
アジを入れてると、ピョンっと飛び跳ねてバケツから飛び出すんですよね。なので持っていくと便利です。太丸さんの場合ですが、バケツがそんなに大きくないので「小さめのバスケット」が良いと思います。
アジのサビキ釣りのコツ
サビキ釣りだからといってあなどる事無かれ。同じサビキ、同じカゴとアミエビを使っているのに腕で釣果に差が出るんです。教えてもらったのは、カワハギ釣りでいうところの「ゼロテンション」釣法。要は「重りカゴ」を海底に付けた状態で、サビキ仕掛けを張るか張らないかの状態に保ちながら釣る事。実際やってみて感じたのは、仕掛けが張っている状態だと、喰いが悪くてテンションが緩んだ瞬間に良くヒットしました。
激ウマ「アジ」を沢山釣ろう!
今回は2月下旬ということで、爆釣を体験はできなかったですが、それでも25cm前後の脂ノリノリのメクリアジがぼちぼち釣れました。
タイミング良ければ30匹40匹と良型が沢山釣れるってことなので、次回は爆釣を味わいたいところです。
それにしてもアジフライが旨すぎる。
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