こんにちは。昨日は鬼アジ釣りに行ってきました。名前は聞いたことがあったけど、実際に行くのは初めて。お世話になったのは泉佐野から出ている漁幸丸さん。鬼アジ釣りに使った仕掛けやタックル、釣り方などの備忘録です。
鬼アジ釣りとは?
鬼アジ釣りとは和歌山(紀北)にある友ヶ島周辺で狙える40cmを超える大型のマアジ釣り。ちなみに、でかいのだと50cm近いサイズが釣れるみたい。陸っぱりで狙えるアジだと30cm前後でも、かなり良型なのですが、このエリアだとアベレージぐらいと、まさに鬼サイズです。
シーズン
鬼アジの一般的なシーズンは、5月頃から秋頃までです。2020年は水温が高い影響もあるのか、早くも2月下旬から釣れ始めました。シーズン初期ということもあり、良型ばかりという訳ではないようですが、49cmという鬼アジもあがっています。
潮
鬼アジ狙いは、中潮か大潮が良いとの事。
水深
鬼アジ狙いの友ヶ島周辺の水深は、最も深いポイントで70m、最も浅いところでは20mって感じでした。急激なカケ上がりやカケ下りを狙っていく感じです。
ちなみに、探見丸があると便利。というのも水深がかなりのスピードで変わっていくので、目安として非常に便利。それと、時折濃い反応がでると、やっぱり釣れました。
鬼アジ釣りのタックル
ロッド(竿)
鬼アジ釣りの竿は、アジの口切れを吸収してくれる6:4調子ぐらいで2.5m〜3mぐらいの船竿が良いです。鬼アジ専用ロッドも発売されています。私は釣り開始5分でティップを折りましたが・・・(涙)仕掛けが約3mぐらいなので、長めの竿の方が仕掛けの取り扱いが楽になります。
タイラバロッドを代用してもOK
釣友は2mぐらいのタイラバロッドを代用していました。もちろん長いロッドの方がやりやすいと思いますが、7:3や6:4調子ぐらいであれば問題ないと思います。(使用するオモリは40号前後だと思います。漁幸丸さんは40号統一でした)
リール
小型〜中型ぐらいのベイトリールがおすすめです。私はオシアコンクエストCT300HGにPEラインの2号を使用しました。船中でも同サイズぐらいのベイトリールや、タチウオテンヤなどで使う電動リールを使用している方が多かったです。
鬼アジの仕掛け
今回使用した鬼アジの仕掛けは、がまかつの「泉州鬼アジ仕掛」。想像以上に根掛りするので、2パックは持っていきたいところ。11号と12号を使用しましたが、今回は釣果の差にはあまり関係無さそうでした。
仕掛けの全体図。全長2.9mの3本針・胴付き仕掛けになっています。シンプルなので何度も行く人は自作しても良いかもですね。まだ初の鬼アジ釣行だったので、そこまで試せてないですが、ハリスの太さや長さを変えてみると釣果が変わるのかも。
オモリ
オモリは40号統一ってことでした。根掛りしてロストする場合があるのでお徳用を購入。実際3個ロストしたので多めに持っていきましょう。オモリは捨て糸を付けておくと仕掛けが無事になるのでおすすめ。
エサ(刺し餌)
鬼アジのエサ(刺し餌)はオキアミ(GクリルのLL)。漁幸丸では用意してくれてますので、買っていく必要はありません。船宿によって違うかもしれないので、予約時に確認して下さい。
水中でくるくる回らないように、エサは尻尾の先を切って、まっすぐになるように刺すのがポイント。↑写真はずれてますね・・・(汗)それと、付け方も重要ですが、個人的な感想としては、カピカピになったエサやボロボロになったエサは変えた方が良いですね。エサを変えた途端に釣れた瞬間が何度かありました。
鬼アジの釣り方
鬼アジの基本的な釣り方は、しっかり底取りをして50cm程度底を切りながら、船が流すのに合わせて、根掛りしないように底付近に仕掛けを流していくってのがポイント。
ただし、カケ上がり&カケ下がりのポイントを流していく事が多いので、常に底を取りながら・切りながらを意識しておかないと、私のようにあっという間に根掛りしてしまします(笑)
コツとしてはリールで底を切るのではなくて、竿の上下で底切りをしてから糸を巻いて調整するのが良いです。書くのは簡単なんですが、油断したら結構根掛りします。
鬼アジ釣りの動画を撮影してみた。
2回目の鬼アジ釣りを撮影してみました。ご参考までに!
鬼アジの釣果
午前10時に泉佐野から出船。1時間ほど南に走らせ友ヶ島沖に。
ドキドキの1投目に根掛りからの、ティップ破損・・・(涙)。運良く?なのか、この時間はまだ釣れてない状況で、破損したティップのいらない部分をプライヤーで取り除き再スタート。
ポツポツと周りが釣れ始めると、私のロッドにもゴゴンっとアタリ。ほぼ向こう合わせで、竿先が水面に刺さります。
上がってきたのは、30cmオーバーの良型アジ。ですが、40cmには届いていません。
この後も30cm前後の良型アジがポツポツと釣れますが、最大35cm程度と鬼アジ(40cm)は来ず・・・。釣友は1匹だけ40cmオーバーの鬼アジをゲット。
16時納竿で最終的には大型アジ11匹と40cmぐらいの鯖1匹。
それと釣友がくれた外道のチヌ。45cmオーバーとデカイのがあがりました。船中ではガシラが釣れたり、白グチが釣れたりといろんな魚が釣れるのも楽しいところ。もう少し季節が進むと鯛もよく上がるみたい。
大型マアジ「鬼アジ釣り」は激ウマ&楽しすぎ!
残念ながら40cmを超える鬼アジを手にする事はできませんでしたが、アベレージ30cm超の良型アジやビッグゲストも登場!
鬼アジ釣りは10時出船と時間的にも楽ちんですし非常に楽しい釣りです。
そして、でっかいアジは脂ノリノリでめっちゃ美味しいし、これはもっとデカイのを釣るまでやめられないですね〜!
興味がある方は、ぜひ挑戦してみて下さい!
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