行ってきましたタチウオテンヤ。
小潮なので潮良し、天気良しで絶好のタチウオテンヤ日和。あとはサバフグの機嫌次第ですが、1日前の釣果では50本〜60本とかなり釣れているようで良さげな感じ。前回もそれなりにフグから攻撃されましたが今回は・・・。
【タチウオテンヤ】本当のサバフグ地獄が待っていた。
先に結論。
タイトル通りですが、船長に聞いても他の人に聞いても「今季ワーストにサバフグの活性が高かった日」でした・・(涙)
どんな状況だったかというと、まず朝一。ちなみに今回のポイントは通称「赤松」です。
まったくテンヤが下に落ちていかない。酷い時は5mぐらい、大体10〜30mぐらいでテンヤがストップします。
前回はたまに落ちない事もありましたが、そんなレベルじゃない。何度やってもテンヤが落ちないのです。
そしてテンヤが落ちていかないので、すぐに回収するんですが僅か数秒(体感2〜3秒)で餌のサンマが無くなる状況。
テンヤを回収すると水面まで大量の鯖フグが付いてきて餌に噛みつきます。
今回9匹分のサンマ(36回分)を持参しましたが、全部なくなりました。というか、足り無くなりそうだったので何度かイワシに変更しましたが、それでも足りなかった(最近サンマ高いのに・・・)
テンヤが海底に落ちる事が喜び
ほんとに運良くタチウオの層(ボトムから10mぐらいのとこ)までテンヤが落とせたらタチウオが釣れるといった感じ。※タチウオの活性はそんなに悪くない。
「おーテンヤが落ちた!」
という変な会話で盛り上がります(釣りになってない)
この日は猛者2人とランチを掛けたバトルだったのですが、最初の1時間ぐらい全く釣りにならず。釣りというかボトムまでテンヤが落とせるか大会。
テンヤが落ちないだけなら良いのですが、高切れやテンヤロストが多発。そんな状況だったので、同船者の皆さんも釣りをせず竿をあげてお手上げ状態。
テンヤが落ちるタイミングは、船がポイントに入り直したタイミングぐらい。1投目は何とか落ちていくのですが、2投目以降はフグが集まってきてしまってお手上げになります。
それでも、ほんの少しだけ猛攻から通常攻撃ぐらいになるタイミングがあって、ポツポツとテンヤがボトムに落とせるようになるとタチウオが連発します。
基本は表層から45mぐらいまでの範囲でサバフグにやられる事が多いのですが、後半は何とボトムにも発生「どこ狙えっちゅうねん!」です。
それでも、タチウオがいる層にはあんまりいないみたいで、ボトムにサバフグがいても、その10m上ぐらいにタチウオの層があったりもしました。
そんな感じで若干の強弱はありますが、1日中サバフグの攻撃にさらされる日でした。
やっぱりロストは避けられない
皆、単色ラインを使って出来る範囲の対策をして望んでいますがロストは避けられない。
私は運良く高切れ2回のテンヤロスト3個で済みましたが、S氏はロスト8個と高切れ数回、K氏はロスト6個と高切れ数回。2人とも1つリールのラインがほぼ無くなるぐらいの状況。
テンヤ1個800円〜1000円、ラインも2000円ぐらいなので被害額1万円近いんですよね。
安いテンヤや使い古したテンヤを中心に状況確認しつつ被害を最小範囲に抑えるのが良いと思います。
釣具屋に釣研さんの無塗装テンヤが安くで売ってたので、そういうのが良いですね。
↓これのシルバーのやつが@600円ぐらいだったと思います。
もはや対策不可能なレベルだった
タチウオ自体の活性は悪くないので、棚まで落ちれば釣りになるのですが、それよりも何よりもロスト・ロスト・ロストな地獄でメンタルがやられます。もはやサバフグ対策は不可能なレベルの状態。お財布にも環境にも、サバフグの状況が良くなるまでタチウオテンヤを控えるってのが唯一の方法かもしれない・・・。
他にもタチウオテンヤって小潮の方がよく釣れて楽しいんですが、今季に関していうと潮が大きい方がフグの被害は少なくて済むかもしれないですね。
水温が下がればという話もありますが、一体いつになったらいなくなるのでしょうか。
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