週末は大型寒気が日本列島を多い日本海側では大雪。そんな中、なんとか出船できるという事で2週間ぶりに太刀魚テンヤ@大阪湾に行ってきました。お世話になったのは湊丸さん。今回は湊丸bayの方。
大阪湾で太刀魚テンヤ(極寒でした・・)
大阪湾と言えど海上はそこそこ風も強く気温も低いので極寒・・・。
下半身はダウンパンツをはき、その上にゴアテックスのレインパンツ。上半身はモンベルのスーパーメリノウール(中厚手)に薄手のセーター、その上にさらに薄手ダウンとゴアテックスジャケットを羽織るという装備。
足元は長靴で足先には足用の貼カイロ。首元にはモンベルのネックゲーターで、出ているのは目元と指先のみ。さすがにこれだけ着込めば何とかなりますが、それでもどうしても濡れてしまう手や指はかじかみます。
ちなみにモンベルのスーパーメリノウール(中厚手)は、暖かく着心地も最高で超おすすめです。
AM6時前に出船。前日は強風と高波で出船できなかったという事。ウネリが残っていて、ポイントに着くまでの船も結構揺れます。1時間ほど走り洲本沖に到着。2週間前に比べると船団も少ない感じ。
波があるなか7時前に実釣スタート。100mぐらいのポイントから。手が冷たすぎて上手く動きません。85mあたりで2回ほどヌメッとしたアタリがありましたが、フッキングせず。最初のポイントは船中、誰も釣れずでポイント移動。スタートから30分〜1時間ほどは、釣果も殆どなく今日は厳しそうな感じ。曇り空でお日様も出ず以前として極寒。
ポイント移動後、ようやくポツポツとアタリがでます。この日は大体100m前後のポイントで、終始70〜90mの間、特に80m前後でのアタリが多い日でした。大きなアクションというより、移動距離、アピールともに小さめなアクションが良く、軽くちょんちょんと誘ってステイ、アタリがでる。という感じ。ただ、アタリが出た後にタチウオが追ってこずフッキングに難儀・・・。かけそこね、掛けてから途中バレが頻発。
釣り方「微速巻き」の教え
フッキングに苦労していると、様子を見に来たテンヤ師匠が「微速巻き入れた方がいいですよ」と。ほうほう、良く聞く微速巻きですが、実際よく分かってないので教えてもらうと、電動リールの巻き上げ速度「5/s〜7/s」程度のスピードで、超ゆっくり巻き上げながら、同じようにアクションを入れるというやり方。
今回は微速で巻き上げながら、ちょんちょんと軽く2回シャクる、5秒まって(この間も徐々に巻き上がっている)から、ちょんちょんと2回しゃくる。というのを任意のレンジで繰り返し、狙いのレンジが過ぎたら落とし直すという感じ。これ以外にも微速巻を入れながら、ハンドルを1回転スピーディーに回してストップ、数秒待って再度ハンドルを1回転回すという釣り方にも反応が良かったです。
この釣り方にしてから、タチウオからの反応が良くなりフッキングもしやすくなりました。ただ、それでもフッキングのタイミングが上手くいかなくて、かなりの数をバラしています・・・。
ちなみに、お隣にいた超エキスパート(今シーズン既に1000本以上!)の方に伺うと、微速巻きに反応している状態はまだ冬の釣りでは無いとのこと。冬パターンになるとロングステイが強いとの事でした。たしかに、今シーズンを振り返ると、最初はがっつりしゃくってステイで、ゴンゴンあたってきたのが、徐々に大人しめのアクションに変わっていっている印象ですね。水温が下がるとタチウオも動きにくくなるんでしょうか。
今回の釣果
ということで、前半戦はかなり苦労しましたが、微速巻きを教えてもらってからの後半戦はアタリの数も結構増えて、最終的には29本という釣果でした。
2週間前よりはいくぶんサイズもマシになっているようで、平均指3本、指3.5〜4本も5本混ざってました。同船者はメーターオーバーも釣っていたようです。10時ごろにはお日様も顔を覗かせ少し暖かくなり波も落ち着いたので快適な釣行となりました。シーズンによるタチウオの釣り方の変遷も面白いですね。
今回のタックル
- ロッド:ダイワ 極鋭タチウオテンヤSP AGS197
- リール:17シーボーグLTD 200J
- ライン:PE2号 300m
- リーダー:40lbのフロロカーボン
- テンヤ:40号
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