アオリイカのヤエン釣りについて初心者や入門者向けに紹介。ヤエンを使った釣り方や仕掛け、おすすめタックルや、ヤエン釣行時の装備を解説しています。
「ヤエン」ってどんな釣り?
ヤエンのターゲットはアオリイカ。
生きアジを泳がせてアオリイカを誘い、アジに抱きつかせます。※「アジの泳がせ」と呼ばれたりします。そして、ヤエンと呼ばれる針を滑らせアオリイカまで到達させ、最終的にフッキングさせる釣り。
シーズンと適水温
ヤエンをする場所や環境にもよりますが、9月頃から新子と呼ばれる秋イカが釣れるようになります。
適水温の目安は16度以上で、それぐらいの水温になるとアオリイカが釣れるようになります。反対に水温が16度以下になると、一旦シーズン終了という感じ。
エギングと同じように秋イカは数が狙えるのでヤエン釣りの練習にも良い時期。
場所や水温にもよると思いますが、12月〜1月末頃まで狙えます。寒くなるにつれ数は減りますが型が大きくなるので、11月や12月頃だと1kgオーバーのアオリイカも普通に釣れるようになります。
そして、4月頃からは春イカのシーズンに突入。
産卵を迎えた大型のアオリイカが藻場を求めて接岸する時期で、数は釣れないですが2kgや時には3kgを超えるモンスター級のアオリイカが釣れます。6月末頃までが春イカの良いシーズンだと思います。
よく釣れる時間帯
ヤエンでアオリイカが釣れる時間帯ですが日が登る前の朝方、暗いうちから夜明けすぐぐらいまでにアタリが集中することが多いです。
ちなみに、夜間はアタリは多いのですが、暗いうちはヤエンの投入や取り込みが難しいのが難点ですが(笑)
日中釣れないという訳ではなく、恐らく暗い時間の方が警戒心が薄いんでしょうね。
満月大潮が狙い目
また、満月大潮が良く釣れる潮で、出来るだけお月様が大きな日が狙い目です。※ちなみに新月だからといって釣れない訳ではないですが。
特に干潮の潮止まりの前後が良いですね。
満月の日の干潮が絡むタイミングが個人的には絶好のタイミングかと思います。
そして、一日を通して数回時合が訪れる感じです。
干潮や満潮の前後はアタリが出やすいので集中してやってみましょう。
釣座選びで釣果が変わる
磯でヤエンをやることが多いのですが、釣座によってかなり釣果が変わります。
2〜3人で行くことが多いのですが、同じ磯で5~10m程離れているだけで、アタリや釣果が数倍違う事も多々です。
特に渋い日ほど、釣座による差が顕著な気がします。
潮があたる場所やベイト滞留する場所、アオリイカが好む根が存在する場所などなど、アジを様々なところを泳がせ色々と探ってみて下さい。
釣果の良し悪しにかなり影響すると思いますよ。
狙うべきポイント
ヤエンのポイントは色々あります。写真のような渡船に渡してもらう筏や磯がおすすめです。
船宿さんが、その季節によく釣れている筏やポイントに乗せてくれると思います。
特に筏であれば、足元もしっかりしているので釣りやすく安全なので初心者には最適です。渡船で渡してもらう場合でも、磯の時はそれなりの装備(磯靴や膨張式ではないライフジャケット)などが必須。
他にも地磯、防波堤やテトラの上から、サーフなど様々な場所でヤエンは楽しめます。どこで釣れるかなどの情報は、ポイント近辺の釣具屋さん等でアジの仕入れついでに聞いてみるのも良いですね。もちろん、危険な場所も沢山あるので十分気をつけて釣行してください。
ヤエン釣りの醍醐味と難しさ
こうやって文章に書くとヤエン釣りって至ってシンプルなのですが、実際やってみるとこれが中々難しく奥深い!
ヤエンを投入して掛かるまでは、イカは単純にアジを抱いて捕食しているだけ。つまり、いつでも逃げられる状態です。
アオリイカが一生懸命アジを食べている間に、気づかれないそーっと寄せてくるのですが、途中でイカに気付かれて逃げられたり、アジを全部食べきられて逃げてしまったり、藻に潜られてしまって・・・容易ではありません。
ようやくヤエンを投入できるタイミング、約10m〜20mぐらいに寄せてきてヤエン投入!となる訳ですが、投入したら釣れるって訳でもなく、今度はヤエンを慎重にイカの元まで送り込みます。
ちなみに、ヤエンが直接イカにぶつかってしまってバレることも・・・。上手にイカの下にヤエンが潜り込み、ジャット噴射で逃げようとするアオリイカがヤエンに掛かるという仕組み。
ヤエンが掛かる前も後も1kgを超えるアオリイカのジェット噴射は、パワフルで磯竿をグイグイとひっぱっていきます。ようやくタモ入れやギャフで捕獲成功。アタリが出てから、そうですね〜平均しても10分以上の格闘となることが多いです。
このいつでも逃げられる状態のアオリイカをいかに逃さずに寄せてくるかという部分、特に大型がかかった場合のドキドキ感は半端なし!
ひざが本当に震えるような緊張感を味わえます。
エギングももちろん楽しいですが、この何とも言えない緊張感の中でのやり取りは、ヤエン独特の面白さで、これにハマる方が多いんだと思いますよ。
↓バラしたけど、こんな感じ。
2キロ近いアオリイカの取り込みの様子。大興奮です(笑)
ヤエン釣りのタックル
ヤエン釣りに必要なロッドやリール、必要な道具などを紹介していきます。
ヤエンの基本的なタックル。
- 4〜5m前後、1号〜2号の磯竿(ヤエン用が売ってます)
- 2500〜3000番のヤエン用リール
- 道糸はフロロカーボン1.5号〜2号程度。大型狙いの場合は2号ぐらいがあると安心。
- ヤエン用のサルカン付き泳がせ針
- アジが潜らない場合のアジに付けるオモリ
竿(ロッド)
ヤエンでは1号〜2号、4〜5m前後の磯竿やヤエン専用竿を使用します。専用竿は穂先が白や黄色に塗られ夜間でも見えやすくカラーリングされています。
1.5号〜2号の磯竿であれば春イカまで対応できるので、最初はそれぐらいの号数を選んでおけば良いと思います。竿がある程度長い方がイカのジャット噴射をいなすタメが作れるのでイカとのやり取りが柔軟にできます。
それと、ヤエンに使うロッドは、アウトガイドロッドとインターラインロッドという2種類のタイプのロッドが存在しています。特徴は↓に記載していますが、ヤエン初心者であれば、インターラインロッドが使いやすいです。
アウトガイドロッドの特徴
ガイドが外側にあるアウトガイドロッドは、穂先が細く繊細なのでイカを寄せてくる時に「より違和感を与えない」という部分にメリットがあります。
反面、風が強かったりすると糸絡みやガイド間のラインがバタつく、ヤエン投入時にラインを手元に寄せてくるのがやりにくい場合があります。
慣れればアウトガイドロッドでも特に問題なくヤエン投入ができると思いますが、慣れるまでガイドにラインが絡んだりと失敗する事も多いと思います。
インターラインロッドの特徴
インターラインロッドはラインがロッド内部を通過しているので、風があってもガイドに糸絡みせず、ラインがバタつかないので、ヤエン投入時など非常に使いやすいです。
特に風が強い日などは、圧倒的にインターラインロッドが良いですね。
ただし、ラインがロッド内部を通るのもあり、穂先がアウトガイドロッドと比べて太め。繊細さでは磯竿にはかないません。
また、インターラインロッド(インナーガイドロッド)は釣行後のメンテナンス時に手間がかかります。
サボると塩ガミやゴミが溜まってラインがスムーズに通らなくなりますよ。また、ロッド内部を通すための付属ワイヤーを忘れると釣りができないかもしれませんので注意しましょう。
↓お手頃なインターラインロッド
リール
ヤエン釣りでは2500番〜3000番程度のスピニングリールが適しています。
一般的なスピニングリールも使えますが、ドラグ調整がやりにくいので、できればヤエン専用リールやレバーブレーキリールが絶対おすすめですよ!
リアドラグ式スピニングリール
ヤエンで一般的に良く使われる専用リールの1つがリアドラグ式スピニングリール。
割と手頃な価格(5000円前後)で手に入るのも良いです。
簡単・瞬時にドラグ調整ができるようになっているのが最大の特徴です。
リアドラグ式のヤエン専用リールが初めての方には特におすすめ。これぞヤエン!的な「ジジジィー」という音も楽しめるのも魅力ですよ。
レバーブレーキ式スピニングリール
レバーブレーキ式のスピニングリールもヤエンでは良く使われます。
レバーブレーキリールのメリットは、イカとのやり取りの際に、ブレーキを使い「糸を出したり、止めたり」がスムーズなところ。そして、ハンドルを逆回転させながらラインを出す事で、糸ヨレを抑制できるというメリットがあります。
ちょっと操作に慣れが必要ですが、アウトガイドロッドと併用することで、よりイカに違和感を与えずに寄せてくる助けになるタックルだと思います。
デメリットとしては、リアドラグ式リール特有のヤエン的なドラグ音は楽しめませんけどね(笑)なので、ドラグ音を出す改造をする人もいるぐらいです。
仕掛け
ヤエン釣りに必要な仕掛けは非常にシンプル。
メインラインはフロロカーボンの1号〜3号と、アジの泳がせるための針、そしてイカを掛けるための「ヤエン」。基本的にはこの3つだけ。
この他にあったら良いものとしては、ヤエンストッパーやアジを強制的に潜らせるオモリ。
参考までに、私は1.5号のフロロラインを使用していますが、1.6kgのアオリイカは特に問題ありませんでした。春イカ狙いの3キロクラスとかが釣れると、もう少し太い方が安心かもしれないですが。
ライン
ヤエン釣りに使うラインは、1.5号〜2号前後のフロロカーボンラインがおすすめ。
150mぐらい巻いておけば問題ありません。ヤエン専用のラインも発売されていますので、それを使うのも良いと思います。
他にも、ナイロンラインやPEラインを使用する場合もあります。
ナイロンラインは、フロロカーボンラインに比べて比重が小さく(約1.1)沈みにくいという特徴や安価で手頃というメリットなどがあります。
PEラインを使う場合は、高比重のものが良いでしょう。
種類にもよりますが、丁度フロロラインとナイロンラインの中間である比重1.36前後です。
慣れてきたら、ポイントや状況に合わせたラインのチョイスにも気を配ってみると良いですね。
オトリフック(アジの泳がせ針)
アジのゼイゴ部分に掛けるオトリフック。
ラインを結ぶ部分がヨリモドシになっていてアジが自由に泳げます。Mサイズぐらいで十分です。場所によっては根掛かりするので、多めに持っていきましょう。
アジに付けるオモリ
アオリイカが底に沈んでいる場合や弱って潜ってくれない時に使います。アジのサイズによって、オモリのサイズを使い分けます。MサイズとLサイズを使う事が多いです。アジを泳がせている間に、紛失することが多いの多めに持っていくのが良いでしょう。
潜らせオモリは、アジのお腹部分にある2本の尻ビレ前あたりに付けます。ゼイゴ部分につけるオトリフックの位置も上の画像を見ると分かりやすいです。
こっちのオモリが安いのでよく使います。(めっちゃ無くなります)
なので、最近はアジに付けるオモリを自作することも。自作してもそんなに遜色ないと思います。
ヤエン
ヤエン釣りのヤエン。これが無いと釣れません(笑)
前方にエギのかんな部分みたいなのが2つか3つ付いていて、後方にはオモリのようなもの、そしてラインを通すためのループが2つか3つ付いています。このループにラインを通してアジを抱いているアオリイカの元まで滑らせていきます。
メーカーにもよりますが、ヤエンのサイズはSSからLLまで色々。
秋イカならSサイズかMサイズ、春イカはLサイズかLLサイズという感じです。
釣れるイカのサイズは結構まちまちなので、2種類程サイズを用意しておくと良いですね。
個人的には、滑りの良いローラー付きの「のんきやえん」が気に入ってます。自作されている方や独自カスタマイズされている方も多くまだまだ奥深いですね。
ローラーが付いてて滑りが良いです。ちょっと遠くでもヤエン投入できます。
ヤエンケースも必須。Lのヤエンも入ります
釣り方
まず、アジを弱らせないようにアジ掬いや濡れたタオルなどで掴み、ゼイゴ部分に針をかけ衝撃を与えないようにゆっくりとアジをキャスト。もしくは足元から泳がせていく。ドラグをフリーに近い状態にしておき、イカからのアタリを待ちます。
アタリが中々出ない場合など、アジを泳がせるポイントを変えたり、元気なアジに変更したり、オモリを付けて沈めてみたりして下さい。経験上では元気に泳ぐアジの方がアタリが出やすいです。
また、ラインをずっと放置していると根掛かりの原因となりますので、竿でラインを持ち上げるなど、ラインメンディングしてあげましょう。アジが動いてないな〜、一箇所でじっとしているな〜という場合も大体、藻や根回りに突っ込んでいってる事が多いです。この場合も竿でアジを煽ってあげて動かしましょう。よくあるのが、竿でアジを煽った瞬間にイカが持っていく事があります。
基本的にアジを泳がせた後はピトンで置いている人が多いとは思いますが、まめにアジを動かしてイカを誘ってあげる方がアタリの数は多くなりますよ!
アオリイカからのアタリ
アオリイカからのアタリがあるとドラグフリーにしていたリールから「ジジジィー」とイカがアジを持っていく音が聞こえてきます。(ヤエン用リールやドラグ音が鳴るリールの場合)ちなみに、アジを持っていかない場合やイカが手前に寄ってくる場合もありますので、一概には言えません。ラインの状態やロッドの穂先もよく見ておいて下さい。
アジが泳いていると「プルプル」と穂先が震えますが、イカが食いつくと止まる場合があります。「なんか怪しいな!」と思ったら、ゆっくりと竿で聞いてみて下さい。重みを感じたり、グィグィとひっぱるような感じはイカの可能性が高いです。
イカを寄せてくる
イカがアジに抱きついたな!と思ったら、そこから食べる事に必至になるまで、3分〜5分程度アジを食わせましょう。喰わせる時間はあくまで目安です。イカのサイズやその日の状態に合わせる事も必要だと思います。
食べる事に集中した状態になったな!と思ったらゆっくりと竿とリールを使って自分の方に寄せてきて下さい。ここをうまくしないとイカが違和感を感じてアジを離してしまいます。ゆっくりと時間をかけて、イカに悟られないように寄せてきましょう!
ヤエンを投入!
自分からイカまで目安15m〜20mぐらい(ラインの角度が45度ぐらいと言われています)まで無事に寄せてきたら、ようやくヤエン投入。落ち着いてヤエンのループにメインラインを引っ掛けましょう。ヤエンの先はカンナ状になってるので、メインラインに引っかからないように!誰かと一緒に釣行しているようでしたら、ヤエンを入れてもらっても良いと思います。
竿を立てながら、ラインを軽く緩めたり張ったりしながらヤエンをイカの元まで滑らせていきます。イカが近い場合は、急にヤエンがイカにあたって逃げてしまわないように、竿を立てすぎず少し寝かせ気味で徐々にヤエンをイカの元まで滑らせていきます。
ヤエンがイカの元まで到達し上手く跳ね上がると、イカが墨を吐きながらジェット噴射で嫌がります。この状態になるとヤエンがイカにかかっていると思います。個人的にはここが一番難しく、ヤエンが簡単にかからない場合やかかったような、かかってないような場合が多くバラす事も多いです。
ヤエンの投入から、ヤエンがかかった様子、取り込みまでが分かりやすい動画です↓
イカの取り込み
上手くヤエンがかかっていれば、ラインのテンションを抜かなければ、なかなかヤエンが外れる事もありません。大型であれば玉網やギャフを使って取り込んで下さい。小型なら抜き上げても大丈夫だと思いますが、なるべく網やギャフですくった方が無難。なので、ランディングネットやギャフは用意しておきましょう。秋イカ狙いでも、1kgぐらいの大型があがる場合もありますよ!
釣行時の道具や装備
ヤエン釣行時に必要な道具や装備について紹介します。
アジバッカン(アジバケツ)
エアポンプ(ぶくぶく)をセットできるようになったバッカン(写真手前の白いバッカン)。アジを活かすために使用します。アジは釣具屋で購入したり、サビキで別途調達したりします。
アジを入れすぎると弱ってしまうので、バッカンのサイズに合わせてアジの量を調整しましょう。ちなみに、私は全長45cmのバッカンを使用しています。これにアジ20〜30匹を入れていますが、弱ること無く使用できています。
メモ
秋イカ狙いの場合は結構アタリが多く、アジが直ぐに喰われてしまうので、活鯵でやりたい場合は多めのアジを用意しましょう。
目安ですが、AM5時〜PM5時までやる時に15〜20匹用意しています。冬場は大型が狙える季節ですが、アタリは正直少ないです。10〜15匹程でAM5時からPM5時まで持つことが多いです。
アジの相場は1匹100円〜150円ぐらい。アジが元気に泳ぐかどうかで釣果も変わってきますので、安くて活きの良いアジを買える場所を選びましょう。
クーラーボックスをカスタマイズして作ってみました。作るのは手間ですが、クーラーボックスだと冬場の水温変化に強いので、アジを元気に保つ事ができますよ!
そしてエアーポンプの電池を毎回買うのがめんどくさいので、充電池に変更しました。毎回購入する煩わしさから解放。
竿受け&ピトン
磯だと写真のようなステンレスの棒「ピトン」と、竿受けがあると非常に便利。筏や防波堤でやる場合は、普通の竿受けで良いと思います。ちなみに、竿受けとピトンは別売りになっています。
ピトンは60cm〜100cmぐらいのものがあればOK。竿受けがあるのと無いのでは、かなりやりやすさ違うので、是非用意してください。磯でピトンを立てる場合は、岩の隙間につっこみ、ハンマーで叩き押し込みます。
最近、↓を購入しました。長さを変えられるし、収納にも便利で超おすすめ!
ヤエン師が多いポイントだと、ピトンを立てた跡↑が沢山残っていて見れば分かるので、同じところに突っ込めばOK。
ピトンだけでは自立しにくいので、クサビ(ハーケン)や割り箸などを使ってピトンを固定する必要があります。要はピトンがグラグラしなければ良いです。
小型のステンレスハンマー。家にあるハンマーでも良いと思いますが、持ち運びが重たいのと、錆びそうなので念のため私はこれを使っています。
玉網やギャフ
大型アオリイカだと抜き上げは難しいので、玉網やギャフが必須。足場が高い場合は長めが必要です(4〜5m)。釣り場所を考えて選びましょう。アオリイカを傷つけたく無い場合は網が良いですが、バラしにくいのはギャフでの取り込みです。
スパイクシューズ(磯靴)
晴れていても潮が被っていて濡れていることもあり、滑って転倒すると思わぬ大怪我をする可能性もあります。磯の場合はピンスパイクになった滑りにくいものを履くことをおすすめします。
ライフジャケット
落水した時はもちろん、磯場などではクッションとしても機能してくれます。収納力もあるので、アジに付けるオモリや泳がせようの針、ハサミやプライヤーなども収納できるので便利ですよ。
ヘッドライト
暗いうちから始める場合はや夜間のヤエンの場合は、しっかりとした光量があるヘッドライトが必須です。特に磯に上がるときは必須です。無いと磯にあがるのも無理ですよ。
この他にも
- 水くみバケツ
- 20リットル前後のクーラーボックス
- イカ絞め
- ビニール袋やジップロック
- 汚れても良いタオル
などを準備しておくと良いと思いますよ!
ヤエンはスリリングで最高に面白い!
ヤエン釣りは、独特の緊張感がスリリングで本当に楽しいです。初めて大型のイカがアジを抱いてきた日なんて膝がガクブルもの。
エギングに比べて活餌を使っているので、イカからのアタリも多く、良型アオリイカが狙えるのもヤエン釣りの特徴。
ルアーマンの私もすっかりハマってしまったヤエン釣り、皆さんも機会があれば是非やってみて下さい。
楽しく美味しい最高の釣りですよ。
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