イサキの卵(真子)で自家製の明太子を作ってみました。
普通の明太子はスケソウダラの真子で作るものですが、今回はイサキの真子を使って作ってみました。
というのも、この時期(5月・6月)はイサキを釣ると7割ぐらいが大きな真子を持っています。
煮付けにして食べたりもしますが、量が沢山あるので、そんなに大量の真子を煮付けても食べ切れない。
そして個人的にも煮付けよりも、明太子が大好き。明太子があれば白ご飯何杯でもいけますよね?
イサキの卵で明太子を作ってみた【レシピ】
調べてみると明太子も色々な作り方があります。
実は去年も作ったんですが、美味しかったけど材料を妥協してしまったりと、ちょっと満足できる出来では無かったです(それなりに美味しかったけど)
前回の作り方は唐辛子とカツオと昆布の合わせ出汁を混ぜて作る調味液に漬けるやり方だったのですが、今回はもっとシンプルな方法を選んでみました。
明太子の作り方
まず水洗いして血合いや汚れなどを落としキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
アニサキス対策としてまず最初に48時間冷凍すると安心
今回は真子が埋まるぐらいの大量の塩をかけて冷蔵庫で放置します。
こんな感じで、どんどん水分が出てきます。
2日経過した状態。たまにチェックして溜まった水分を捨てます。プニプニだった真子がしぼんできました。
3日経過。
まだ水分が出てきますが、指で触ると若干硬くなっているのが分かります。
レシピによっては、5日〜1週間ぐらい冷蔵庫で水分を抜く説明をしているところもありましたが、このあたりのさじ加減は真子のサイズで調整が必要だと思います。
今回は大小の真子が混ざっていたので塩漬け時間を3日間にしてみました。
3日間冷蔵庫で塩漬けにしていた真子から「塩抜き」していきます。
2〜3時間ぐらい塩抜きして水分を拭き取った状態がこちら↑
この時点で小さい真子を齧って味見してみましたが、十分に塩っけがあります。
昆布に日本酒を少しかけて湿らせ、真子を昆布締めにしていきます。
昆布に挟み終わったら冷蔵庫で3日ぐらい寝かせます。
3日間昆布締めした状態のイサキの真子↑
昆布にも若干水分を奪われてます。
ちなみに既にこの状態で塩味と昆布の旨味が効いててめちゃ美味しいです。
そして、韓国唐辛子をふりかけます。
前回は普通の一味唐辛子で妥協したら辛味が強すぎ失敗したので、やっぱり韓国産の唐辛子の方が辛すぎないので明太子には良いと思います。
唐辛子の分量は計ってないですが適当に振りかけて半日〜1日ぐらい冷蔵庫で寝かせると辛味も入ってイサキ明太子の完成。
今回の作り方の方が時間はかかるけど、昆布の味が染みていてかなり美味しく出来たと思います。
そうか〜明太子って昆布締めなんやな!という気付きみたいなモノが得られた気がする。
トータルで1週間ぐらいかかるけど、イサキの真子を食べきれない人は挑戦してみてください。
コメント