毎年恒例のスッポン鍋。ワイルド個体を捕獲してきて捌いているんですが(僕じゃないけどw)、魚と違ってやっぱり色々と硬いんです。そうしたら案の定、出刃包丁の刃が何ヶ所か欠けてしまいました。自宅にある2000番ぐらいの砥石で割と長い時間研いでみたのですが、中々修復できなかったのもあり、荒砥である「刃の黒幕320」を投入。
刃の黒幕320が荒研におすすめ!
刃の黒幕は人口的に作られたセラミック砥石の一種。水に浸水させる必要がないので、すぐに研ぎ始められるのが個人的には気に入ってます。最も荒い120番から鏡面仕上げができる30000番まで10種類から選ぶ事ができます。ちなみに、鏡面仕上げのやつはめちゃ高いので、素人向けでは無さそう。
今回購入したのは3番目の荒砥である320番。商品説明によると「小さな欠け刃の修正」に最適な番手ということになります。
刃の黒幕320番を実際に使ってみた[レビュー]
刃の黒幕シリーズはプラスチックのケースに収納されていて、それが砥ぎ台にも使えるようになっています。通常の砥石の場合は10分〜30分程度、水に浸けてから砥ぎ始める必要がありますが、刃の黒幕は濡らせばOK。逆に水に浸けすぎると良くないみたいです。
写真では分かりにくいですが、320番だと手触りはザラザラ。研磨力が高そうなのが触ると分かります。
ちなみに5000番ぐらい(仕上げ砥石)になると、触り心地もスベスベしていて触っただけでは研磨力が無さそうな感じがするので、全然違います。
刃こぼれした出刃包丁を実際に研いでみました。2000番だと苦労したのですが、320番だと割と短時間で刃こぼれを修正する事が出来ました。想像以上に研磨力があります。通常使用だと砥ぎすぎてしまいますが、ちょっとした刃こぼれを直したい人には「刃の黒幕320」はおすすめです!それと良く砥げるので個人的にも追加で1000番か1500番が欲しくなりました。
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