
シャプトン「刃の黒幕」
砥石マニアでは無いのですが、魚を捌く機会も結構あり、良く切れる包丁の方が気持ち良いし美味しくなる気がします。
なので、月に数回は刃物を研ぐのですが、これまでは一般的な普通の砥石を使っていました。
ちょっと良い砥石ってのを使ってみたいな〜と思って、辿り着いたのがセラミック砥石「刃の黒幕」っていう商品。
シャプトンという会社から発売されています。
刃の黒幕って何?

刃の黒幕って何?
まず名前にインパクトがありますよね。

第一印象はそんな感じです。
ポイント
- 早く研げる
- 水につけなくてもすぐ使える
- 減りが少ない
- 番手など種類が豊富
刃の黒幕には、こういった特長があります。
刃の黒幕には10種類の番手がある


番手が10種類
私が購入したのは、仕上砥の5000番ですが、全部で10種類の番手が用意されています。
ちなみに、家庭用に普通にあるのが、大体1000番〜2000番程度みたいで、うちの家にもあったのも1000番と2000番(裏表になってるやつ)でした。なので、仕上砥を買ってみた訳です。


刃の黒幕シリーズ
- 120番(荒砥)
- 220番(荒砥)
- 320番(荒砥)
- 1000番(中砥)
- 1500番(中砥)
- 2000番(中砥)
- 5000番(仕上砥)
- 8000番(仕上砥)
- 12000番(仕上砥)
- 30000番(鏡面仕上砥)
メモ
人気なのは汎用的に使える中砥1000番〜2000番。
長時間水に浸けるのはNG


水に付ける必要ナシ
普通の砥石の定義が曖昧ですが、砥石って水に30分ぐらい浸けてから使うイメージが強いですよね。刃の黒幕は、水に長時間浸けておく必要が無く(5〜6分ぐらいは良い)、むしろ30分以上、水に浸けておくのは砥石が柔らかくなりすぎるようでNGです。
刃の黒幕の使い方


刃の黒幕の使い方
5〜6分水に浸ける(浸けなくても濡らすだけでもOK)
1000番で土台作り
2000番や5000番で仕上げ
拘るのではれば、より細かい12000番などで仕上げていく
どこまでやるかは個人の好みだとは思いますが、5000番の仕上げでも良く切れるようになり、見た目もキレイになります。全番手を揃えている研ぎマスターみたいな方がYoutubeで「家庭での使用なら1500番と5000番があれば事足りる」と言ってます。
分かりやすい使い方動画
刃の黒幕の使い方の動画。こんな上手に研げないですけどね。これみたら欲しくなります。
ダイヤモンド修正器「空母」にビビったw


ダイヤモンド修正器「空母」
砥石って刃物を研ぐと必ず凸凹になってきます。砥石面の修正器を使って表面を平らにする「面直し」の必要があるのですが、刃の黒幕用のダイヤモンド修正器「空母」ってのが発売されていて、ビビるぐらい高かった。マニアな人や料理人向けなのかな〜。


修正砥石
ということで、空母はお値段的に流石に手が出ないので、リーズナブルなスエヒロってとこの修正砥石を使っています。これだと3,000円弱ぐらいかな。
次は刃の黒幕1500番が欲しい


次は1500番が欲しい
素人の私でも良い感じで研げている(と思っている)ので気に入ってます!今は刃の黒幕5000番しか持ってないですが、次は1500番あたりを購入してみたいと思っています。
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