かれこれ7年ぐらい使っている釣り用のエアーポンプ。ヤエン用アジ活かしクーラーに使っているのですが、先日の釣行で突然エアーが出なくりました。寿命がどれぐらいなのか分かりませんが、そろそろ買い換えどきなのかもしれません。ということで、これまで使ってきたやつで良かった釣り用のエアーポンプなど個人的なおすすめを紹介します。
釣り用エアーポンプについて
釣り用のエアポンプで一番重要なのは、やっぱり送風量。どのメーカーのモノも2.0リットル/分と1分間あたりの送風量をスペックとして記載しています。活かしておきたい餌や、その量によって必要な送風量は変わると思いますが、ヤエンに使うアジを活かす場合だとメイン機は1.5リットル/分前後は個人的には必要かなと思います。1台だと不意に止まった際が嫌なので2台で運用しています。
それと、釣り用のエアーポンプ、ひと昔は乾電池式の物しかありませんでしたが、最近は充電式のもあります。それぞれのメリット・デメリットは下記のような感じ。
- 乾電池式エアポンプ:どこでも電池が手に入るので、忘れた場合などでもコンビニなどで手に入る。使い捨ての場合は、よく使う人はコスト的に割高に。電池チェッカーなどを使えば良いとは思いますが、残量の把握が難しいので釣行毎に新品を用意したくなります(心配なので)
- 充電式エアーポンプ:USBで充電できるので、電池を買う必要も無く釣行頻度が高い人はコストメリットが高いです。ただし、充電を忘れると使えないのが致命的。充電には時間もかかるので釣行前に必ずチェックが必要。それとバッテリー搭載分、価格が高いので、本体が故障すると辛いと思います。
防水性について
釣りに使うエアーポンプは防水性が高い方が良いです。とは言っても、エアポンプ自体の構造はシンプルなモノが多く、基本的には↑のようにゴムパッキンが使われている感じなので、これ以上、ものすごく防水性が高いモノがあるのかって言われると微妙ですが。
バッカンの形状や取り付け箇所で違うと思いますが、ポンプ本体に海水がかかる場合もあります。器用な人であればカバーなどを自作で付けると良いと思いますが、↑のようにサイドにつけると、割と海水がかかりやすいです。座れなくなりますが、バッカンの上部(蓋の上)などに置く形だと濡れないですが、ちょっと不便なので悩ましいところ。ちなみに、既製品の活かしバッカンだとカバーが付いているモノもあります↓。
泡が細かくて転がらないエアストーンが良い
エアーポンプに付属している「エアストーン」も重要。もちろん水槽用として使う訳ではないので、そこまでこだわる必要は無いと思いますが、泡が細かくて活かしバッカンの中でコロコロと動かない形状のものがおすすめです。↑の写真の形状が泡も細かく、転がりにくいので個人的には気にいってます。たしか、ハピソンのエアーポンプYH735Cの付属品です。おすすめのところで記載しておきます。
釣り用エアーポンプのおすすめを紹介!
釣り用のエアーポンプ、そんなに沢山種類は無いので、限られてきますが、釣り用エアーポンプのおすすめを紹介します。強と弱が使える機体が多いですが、基本「強」でしか使ってないです。
エアーポンプ ミクロ YH735C(ハピソン)
愛用しているエアーポンプがYH735C。送風量は強で約1.3L/分、弱で約0.6L/分という仕様。強で使えば十分な送風量があるので、必要十分なスペックです。後述しますが安価なYH708Bと比べると音も静かです。ヤエン釣行時に単一アルカリ電池2本で1日(12時間以上)は強で動かしていても無くなった事は無いです。付属しているエアストーンも細かい泡が出る転がらないタイプで良いです(上のエアストーンのとこで紹介したやつ)。カタログ上の電池寿命は 連続約25時間(強)・約75時間(弱)(アルカリ)なので、2回釣行分ぐらい使える感じですね。
パワーポンプ FP-2000 (冨士灯器)
購入候補。どちらかというとヘッドライト「ゼクサス」で有名な冨士灯器のエアーポンプが「パワーポンプシリーズ」。FP800,FP1000,FP2000,FP3000の4種類があります。メイン機として使えるのがFP2000とFP3000の2機種。FP3000は送風量が強(毎分)/約3.0リットル、弱(毎分)/約1.5リットルという仕様で持ち運び用エアーポンプとしては最強だと思います。ただし、単1電池4本を使うのでサイズもでかいので、私の活かしクーラーには使えない。そういう意味でもFP-2000は送風量が(強)約2.0L / 分 (弱)約0.9L / 分、電池寿命もアルカリ単一2本で(強)連続運転 約16時間 (弱)連続運転 約65時間と強力ながらバランス良い設定になってます。FP2000は友人達も使っており高評価です。
エアーポンプ YH708B(ハピソン)
サブ用として使っているのがハピソン「YH708B」。送風量は約1.0L/分(強)、約0.45L/分(弱)という仕様。前述の735Cと比べて0.3L/分の違いですが、使っている感想としては、スペック以上の差を感じます。付属しているストーンも小さく、メインのエアーポンプとしてこれ1台で使うのは心許ない(特にアジ活かし用の場合)。ただし、2千円台で購入できる圧倒的なお手頃感と、それなりにしっかりしているのは良いです。プロテインスキマー用に使ってましたが、モーターは動くのにエアが出なくなりました。5年以上使っているので元は取れてると思います。
YH-750 乾電池式エアーポンプ(ハピソン)
ハピソンの乾電池式ハイエンドモデルが「YH-750」。送風量が約2.3L/分(強)、約0.7L/分(弱)とハイパワーなエアーポンプです。電池寿命が「強」で約4時間、「弱」で約45時間という仕様で「強」の持ち時間がちょっと短く無い?って思いますがどうなんでしょう。実際はもうちょっと持ちそうな気もしますけど、使ってみてないので分かりませんが、使用時間を考えると「中」モードが欲しくなります。
ジェットエアー214(ダイワ)
ダイワからもエアーポンプ「ジェットエアー214」というのがリリースされています。スペック的には約1.5L/分(強)、約0.8L/分(弱)と十分な送風量を備えており、単一2本で「強」30時間と十分な稼働時間。ただし、公式サイトには記載が無いですが、エアストーンが小さい丸っこいやつなので、ちょっと微妙かもしれませんね。
釣り用エアーポンプは重要
十分な送風量が無い釣り用エアーポンプだと、せっかくの活け餌が弱ってしまって、釣果にも影響が出ると思います。私はヤエンで12時間ぐらいアジを元気に活かしておきたいので活かしバッカン用に2台体制で稼働させています。
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