最近、船釣りをしていると「お尻が痛いな〜」と思う事があり、釣り用のクッションを買ってみました。釣り用クッションも素材や形状など、何種類かあるので、検討した候補なども紹介しながらレビューしたいと思います。
クッション性が無い釣り座がほとんど
色んなタイプの釣り座(椅子や座るところ)があって、遊漁船だと椅子の種類も様々。椅子になっているものや、ただの板、そもそも椅子が無くてクーラーボックスやタックルボックスに座る場合など。
タイプによって座り心地の良し悪しは若干ありますが、基本的にはクッション性が無い釣り座がほとんど。たまに、クッションが置いてある場合もありますが、長時間座っていると大なり小なりお尻が痛くなってきます。
釣り用クッションの主な種類
釣り用クッションの主な種類は2つ「ゲルクッション」と「防水クッション」。個人的に検討したアイテムを紹介しています。
ゲルクッション(ジェルクッション)
まず1つ目は「ゲルクッション(ジェルクッション)」。座面が蜂の巣のような構造になっていて、卵を置いて上から座っても割れないみたいなテレビCMが一世風靡しましたね。アマゾンで調べると分かりますが、ゲルクッションは同じようなアイテムが大量に販売されています。1,500円〜4,000円ぐらい値段の幅がありますが、説明を読んでいても違いがイマイチ分からない(同じなのかもしれない)。釣友はこのゲルクッションを使っているみたいで座り心地は良いとの事。特徴としては、
- 風に飛ばされない(それなりに重量がある)
- 座り心地が良い
- 丸洗いできる(細かい穴があいているのが個人的には気になる)
- 素材によっては割れてくるなど耐久性が低いみたい
ちなみに釣具メーカーから発売されているゲルクッションもあります。
防水クッション
もう1つは防水タイプのクッションで、大手釣具メーカーなどから発売されているものです。基本的には「タックルボックス」や「クーラーボックス」などに置いて使う事を想定した商品。
シマノ 防水クッション
大手メーカーながら値段的にも最も手頃なのがシマノの防水クッション。防水性にすぐれ非常に軽量なのが特徴。長年使ってもへたり難いという耐久性が高いのも良い点です。裏側に吸盤が付いていてクーラーボックスに引っ付けられるようになっています。口コミで「船で使っていて風で飛んでいってしまった・・・」というのが個人的には気になりました。どちらかというと、クーラーボックスと併用する方が真価は発揮されるのかもしれないです。SS,S,Mの3種類のサイズがあります。
ダイワの防水クッションにしてみました(レビュー)
ということで、色々悩んだあげくダイワから発売されているダイワ「WPクッション」という防水クッションにしてみました。
色んな考え方はあると思いますが、選んだ理由としては
- 軽量なのがやっぱり良い
- 固めだけど耐久力もありそう
- さっと水で流すだけで良い
- 尻手ロープみたいなのが取り付けられる(風飛び防止)
また、ダイワのタックルボックス「TB5000」「TB7000」にシンデレラフィットするサイズになっています。私が購入したのはSサイズ。※WPクッションSがTB5000、WPクッションMがTB7000向けです。
このTBシリーズは、メイホウのバケットマウスのOEM商品なのでBM5000とBM7000にもぴったり。
こんな感じで尻手ロープを取り付けられるので、心配な風で飛んでいく対策ができるのも良いです。(個人的にはこの穴がポイントでした)
それとこの商品、タックルボックスなどに置いて使う想定ですが、吸盤では無く「ふんばるマン」というダイワのクーラーボックスの底に付いている滑り止めと同じようなものが付いてます。船の釣り座で使う事を考えると、吸盤よりもコチラが良いかなと思いました。
Sサイズでも十分にお尻にクッションを与えてくれます。
ゲルタイプと座り比べさせて貰いましたが、座り心地はやっぱりゲルタイプに軍配があがります。ただ、防水クッションタイプの座面は硬めですが何も置かないのと比べるとかなり快適です。タックルボックスやクーラーボックスに仕舞えるサイズ感も便利ですし、さっと洗って乾かすだけのメンテナンス性も良いです。正直「いらないかな〜」と思ってましたが、釣り用クッションがあると思った以上にお尻が楽になるので、おすすめですよ!
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