和歌山日ノ岬沖のイサキシーズンが今年もやってきました。2024年は例年より海水温がまだ低いみたいで、ちょっと遅めのスタート(5月中盤からイサキが釣れ始めた)。それとイサキだけではなく、イサキのシーズンが始まる前に狙える通称「ジャンボアジ(黄金アジ)」も釣れてるってことでダブルターゲットな釣りになりました。ということで、仕掛けやタックル、実釣の様子などを紹介します。今回お世話になったのは和歌山の岬丸さん、おすすめの船宿さんです。
和歌山でイサキ&ジャンボアジ釣り!
毎年5月頃から狙える和歌山のイサキ。身に脂がのっているのはもちろん、この時期は真子(卵)や白子がたっぷり入っているので毎年人気の釣り物です。サイズも基本的に良くて30cmオーバーは当たり前、40cmや時には50cmを超えるような大型イサキも釣れるのでめちゃ楽しい釣りです。そして、今年はまだジャンボアジ(黄金アジ)という40cmを超えるような巨大アジが結構釣れていて今回は両方狙えました!ラッキー。
君はハマチやろ!?っていうジャンボアジが釣れます。なかなか見ないサイズのアジです。アジングやバチコンなど色んなアジ釣りをやりますが、アジの自己最高記録を更新です。
ジャンボアジ(黄金アジ)は和歌山のイサキシーズンの少し前、3月〜4月頃に狙える40cmオーバーの巨大アジの事。体が金色に光ってるので黄金アジとも呼ばれています。脂がのっているので、めちゃ旨いです。
仕掛けやタックル
イサキとアジの仕掛けは基本的に同じでOK。鉄仮面と呼ばれる鉛付き餌カゴ120号とサビキ仕掛け(3本〜4本針)を使用します。鉄仮面の号数は船宿によって若干異なる場合があるので、予約時に確認しましょう。
ちなみに、私は17シーボーグ200番にPE3号200mぐらい巻いて使ってますが、大きなイサキが2匹かかると巻き上げパワーが足りなくて止まる場合があるので、ダイワなら300番以上の方がスムーズだと思います。※最近のシーボーグ200番はパワーアップしているのかもですが。
4本針がおすすですが、潮が速かったり満船だとオマツリしちゃうので、仕掛けが若干短い3本針が良い場合もあります。状況によって使い分けましょう。船宿さんから提供される仕掛けは3本針が多いと思います。
青物がイサキやアジを喰う場合があって仕掛けが切られる事があります。それと、サビキも使っているうちに「バケ」が千切れたり汚れたりするので定期的に変更しないと釣果が落ちます。
なので仕掛けは余分に持っていくことをおすすめします!(最低5セットぐらいは持って行く方が良いかな〜)
釣り方
餌カゴにアミエビを8分目ぐらい入れ、サビキの一番下の針(カラバリでもバケ付きでもOK)にLLサイズの沖アミ↓を付けると喰いが良いのでおすすめ。
船長の指示棚を中心に前後を探りながらイサキやアジを探します。
竿は手持ちでやっても良いし、竿受けに固定したままやってもOKです。手持ちでやった方がバレにくい気がしますが、鉄仮面120号(450g)と結構重たいので、体力にあったやり方で良いと思います。竿受けに置きっぱなしの方が良いよっていう船宿さんもいるので、船のスタイルに合わせると良いと思いますよ。
釣り方の流れ
- 狙う棚まで仕掛けを落とす
- 餌カゴからアミエビを出すために竿を2回程大きくしゃくる
- ハンドル2回転分ぐらい仕掛けを巻き上げ、エサカゴから出たアミエビとサビキを同調させる
- 仕掛けをステイする(待ってみてアタリが無ければ1からやり直し)
- アタリがあったら電動リールで巻き上げる
- 巻き上がってきたらラインを手繰り寄せて取り込み
- サイズが大きい場合はバレ易いのでタモ網を使った方が良い
上記のような感じで、特に難しい事は無く初心者でも楽しめる釣りです。イサキは群れの上の方が大型が多いみたいなので、サイズが小さい時は少し棚をあげると良い場合があります。
良く釣れる棚を見つける釣りなので、周りの釣れてる人に「何メートルぐらいですか?」って聞くと良いですよ
釣果的に裏切られる事が少ないのもイサキ釣りの良いところ。ただ、帰ってきてから大変なのは言うまでも無いですが、絶品イサキとアジが食べられるので懲りずに行ってしまいます。
まさにベストシーズン到来なので、興味ある方はチャレンジしてみてください。ただ、日ノ岬沖は波が若干キツイ場合があるので、酔わないように対策はしておきましょう!
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