カワハギ釣りの仕掛けを自作してみました。っていっても、そんなたいそうな話ではないんですが既製品を買うよりも少しお得かな〜と思ってやってみたのですが、かなり大量に作らないとコストメリットが出ないんですね。でも、やっぱ自分で仕掛けを作るのは楽しい!
カワハギ仕掛けを自作!コストメリットは低いけど、やっぱ楽しい!
既製品のカワハギ仕掛け。良く使っているダイワのカワハギ仕掛けを参考にしてみました。色々なメーカーからカワハギ仕掛けが出ているので好みの既製品に合わせたりすると良いですね。カワハギエキスパートだと釣り場や状況に合わせた独自の設定(ハリスの長さや間隔)なのでしょう。
まず、カワハギ仕掛けの全体像。
- 幹糸:フロロカーボン3号
- ハリス:フロロカーボン2号
- 枝針:3本
こんな感じの胴突き仕掛けです。
自作仕掛けの準備物
フロロカーボン3号
幹糸としてフロロカーボン3号。好みのやつで良いと思いますが、比較的安価だったジュニアシーガーを選んでみました。
ハリス止めビーズ
で、必須アイテムの1つがハリス止めビーズ。カワハギ釣りでは頻繁に針を交換するので、既製品も基本的にハリス止めビーズを使っています。これめっちゃ高くて10個で470円(税別)。お徳用があるので、それが欲しかったのですが店頭になかったので致し方なし。
↓48個入で1600円のやつ。これだと1つ33円。
スナップ付きスイベル(サルカン)
スナップ付きスイベルを仕掛けの上下に使用します。仕掛け上部には場合によっては、集寄を付ける場合もあるので上下ともにスナップ付きが便利。仕掛け下部には25号〜30号ぐらいのオモリを使用するので、しっかりしたものが良いと思います。
カワハギ用替え針(ハリス付き)
ハリス付きの替え針が発売されていますので、これが手軽で便利。30本入や50本入、針の形状などメーカーによって種類も豊富です。サイズ違いを何個かを用意しておき、状況によって使い分けます。
カワハギが小型であれば基本的に小さめの針、型が良い場合は大きめで太軸の針が良いです。吸い込みやすさを優先するのであれば、小さいサイズの針が良いと思いますが、折られたり・伸ばされたり・・。
ちょっと手間が増えますが、よりコストを抑えるなら、ハゲ針を購入してハリスを自分で結ぶのもありですね。20本入りで250円〜300円ぐらいで売ってます。
仕掛け巻き
まぁあとは、あると便利な仕掛け巻き。これにクルクルと巻きつけて現場に持っていけばOK!もしくは、1つずつ小分けにできる小さなビニールパウチみたいなのに入れておくのも良いですね。
カワハギの自作仕掛けはコスト的にどうなのか?
カワハギ仕掛けを自作した場合にコスト的にお得か??ってところですが、簡単に計算してみました。メーカーによって値段に差異がありますが、市販されている既製品が1つ700円前後(仕掛け2個入+替針10本付き)↓
- フロロカーボンリーダー3号
- 50mで600円。仕掛け1つに80cmぐらい使うので、計算上だと62個仕掛けが作れます。なので80cmあたり10円ほど。
- ハリス止めビーズ
- 10個入で約500円。1つあたり50円。仕掛け1つにビーズ3つ使うので150円。
- スナップ付きスイベル
- 50個で750円。1つあたり15円。仕掛け1つにスイベル2個使うので30円
- ハリス付きカワハギ針
- 50本入で1000円。1つあたり20円。仕掛け1つに針を3本使うので60円。
- 替え針10本分=10本*20円=200円
- 自作仕掛けで既製品1パックと同じだけ作ると・・・↓のようなコストになりました。
- 幹糸:10円*2=20円
- ハリス止めビーズ:150円*2=300円
- スイベル:30円*2=60円
- カワハギ針:60円*2=120円
- 替え針10本分:20円*10本=200円
- 合計:700円
計算してみると思ってたよりもお得感が無いな・・・。むしろ、ほぼ同じという結果(笑)ビーズ付きのハリス止めが高すぎるのでお徳用を購入するのと、ハリス付きのハゲ針じゃなくて、ハリス無しの針を購入して自分で付けるってのをしないとコストメリットは出にくいですね。
まとめ
カワハギ仕掛けは作るのも簡単ですし、自作することで思い思いの調整などができるのが良いところ。
ただし、コストメリットを出そうと思うと、部品も多めに購入して、仕掛け自体も沢山作らないとお得!みたいな感じまでは、なかなかいかないですね〜。既製品も良く考えられた値段設定になっていると改めて認識。
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