今年のイカメタルも終盤戦ですね。ちょっと釣果が下がりつつあるみたいですが、8月末までにもう1回は行きたいところです。
イカメタルが終わるとタチウオテンヤやアジングですね。今年はコロナで富山にお盆帰省できなかったので、夏の風物詩である陸っぱりキジハタ釣りができなかったのが残念・・。
さて、最近少しずつ増えてきている「オモリグ用ロッド」を紹介します。個人的に使っているものや、入門モデル、ハイエンドモデルまでオモリグ専用ロッドをまとめてピックアップ!
オモリグロッドの特徴
オモリグ用ロッドはスピニングロッドです。錘負荷は30号前後が扱いやすいものが多く、ラインはPE0.4号〜0.8号ぐらいに最適化されています。合わせるのは2500番〜4000番台ぐらいのスピニングリール。
長さ
6ft後半〜7.5ftぐらいまでのロッドが多いです。
穂先(ティップ)
チューブラやソリッドでできた穂先で、高感度を維持しながらも、30号や40号といった100g以上のオモリをしゃくれるようなセッティングになっています。また、夜間の釣りなので視認性があがるようにオレンジや黄色・白など見やすいカラーが塗装されています。
グリップ
グリップは長めで、脇に挟めるようになっています。100g以上あるオモリグをシャクるので、ジギングのようにロッドエンドを脇に挟み負荷を軽減できるようになっています。
おすすめオモリグロッド
ファイヤーティップ:カンジインターナショナル
オモリグ専用ロッドといえば、このカンジインターナショナルから発売されている「ファイヤーティップ」シリーズ。イカメタル船にのると必ず何人かは使っているのを見かけるようなロッド。ブランクカラーがネイビーとホワイトの2種類があり、特にホワイトという珍しいロッドカラーってのもあり目立ちます。
名前の由来でもあるオレンジ色のティップカラーが視認性も高く、目感度での合わせに非常に有利です。ロッド自体の自重は結構ありますが、その分ブランクもしっかりしており、キャスト〜シャクリまで安心して行えるのが良いです。7ft、7.3ft、7.5ft、7.6ftの4種類のレングスが用意されています。
月弓:カンジインターナショナル
2020年7月に発売されたカンジインターナショナルのハイエンドオモリグ専用ロッドが「月弓 OMORIGSPEC」。
6.8ftと7.5ftの2モデルが用意されていて、7.5ftモデルは発売後に即完売する人気ぶり。釣友が月弓705を手に入れたので、ちょっと使わせてもらいましたが、ファイヤーティップよりもかなり軽く、シャッキリした使い心地でまさに上位モデル。一度使うと戻れない良さがあるので、欲しくなりますw
今年はもうすぐシーズン終了だと思いますので、欲しい人は来年狙ってみて下さい。月弓608も良いみたいですよね。
バトルウィップ OR 72/C:ヤマガブランクス
ヤマガブランクスから発売された最新のオモリグ専用ロッドが「BattleWhip OR 72/C」。チューブラモデルのロッドで40号まで使える設定です。
個人的にも使ってみたかったのですが、同じく今年発売された「BattleWhip IM 69B」↑を購入したのもあり見送りました。というか、既に売り切れてたけど。来年触ってみたいと思います。
SSD METALIKA S68H/FSL:テイルウォーク
2020年4月にテイルウォークからリリースされた最新のオモリグ専用ロッドがSSD METALIKA S68H/FSL(SSD=ソルティ シェイプ ダッシュの略)。チューブラではなく、業界初のカーボンフルソリッドで出来たオモリグロッドです。
フルソリッドの特徴である「どこまでも曲がる」ってぐらいの追従性によりイカの身切れを防いだり、カーボン自体の復元力によるシャクリ負荷を軽減してくれるのが良い点。またMAX40号までのオモリが扱えるので、潮がぶっとんでいる時の日本海でも活躍してくれそうですね。
穂先はテイルウォークのイカメタルロッドの特徴でもある明るいグリーン。個人的にもイカメタル用にC65MHを使っており視認性は良いです。手頃とまでは行きませんが、20,000円以下で購入できる本格的なオモリグロッドなので良いですね。
三代目クロステージ イカメタル CRXJ-S702H/OMORIG:メジャークラフト
2020年7月にメジャークラフトからリリースされたのが、三代目クロステージ イカメタル CRXJ-S702H/OMORIG。最新モデルのオモリグロッドですが、1万円ちょっとという実売価格は右に出るものがない手頃さです。30号までのオモリに対応しているので、ほとんどの状況で使う事ができるのも良い点。
個人的にも別モデル↑のCRXJ-S762H/NSを使っていましたが、少し柔らかいかな?という面以外は全然問題無しです。この最新モデルは少しレングスが短くなったようなので、扱いやすくなってますね。非常にコスパの高い1本で、初めてのオモリグにもおすすめです。
墨族 DAIKEN SP & 墨族 DAIKEN Limited:ハリミツ
2019年にリリースされたオモリグロッドが「墨族 DAIKEN SP (ダイケンスペシャル)」。スピニングモデルは3種類あり最もパワーのある「S70H」においてはMAX50号(188g)までのオモリが使えます。
また、最新モデルとしてリミテッドバージョンの「墨族 DAIKEN Limited」が2020年に登場。スピニングモデルは70MHと70Hの2種類がリリースされており、目感度・手感度ともに有利なチタン合金トップが採用されています。
ブラックジャガー 漢気:アレス
宇崎日新が展開するロッドブランドの1つ「アレス」がリリースしたオモリグ専用ロッドが「ブラックジャガー 漢気」。
超極薄高密度4軸カーボン、炭素繊維トレカ®「T1100G」、ナノアロイテクノロジー、チタンフレームなど最新のロッド素材や技術などを盛り込んだオモリグロッドになっています。スピニングモデルは2種類あり、20号まで扱えるBJOS-702MLと30号まで扱えるBJOS-702Mが用意されています。
代用ロッドは何が良い?
ティップラン用ロッドやライトジギングロッドを使ってオモリグをやる人も沢山います。ただ、オモリグはちょいキャストとシャクり、イカの繊細なアタリを取る事を考えると専用ロッドがかなりやりやすいと思います。できれば入門モデルでも良いので使う方が個人的にはおすすめですよ。
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